ドバイに渡ってはや3ヶ月。

やっと生活インフラが整いました。

・家
・銀行口座
・クレジットカード
・小切手
・健康保険
・運転免許&車
・住民届け

正直、こんなに時間と労力がかかるとは思っていなく、
相当大変でした。(甘く見ていました)

目次




海外の銀行口座開設:当座預金と普通預金どっち??

例えば、
銀行口座など、日本では難なく作ることができると思いますが、
日本ではすぐに出来る口座も
一度で作ることができませんでした。

さらに

Checkong Account(当座預金)
Saving Account(普通預金)

と日本にいたら気にしないようなことも出てきます。

結論をいうと、小切手社会のドバイ(欧米)では、
当座預金が日常使いをする口座になり、普通預金は利息を得るために使います。

ATMカード(現金引き出し)も
給料の振り込みや公共料金の支払いも、この当座預金と紐づいています。

さらに、ここドバイでは、
デビットカードが主流で、日本では使ったことがないので、
クレジットカードとの使い分けがよく分からなかったりします。

クレジットカード、最初の上限額がデビットより少ないみたいで、
完璧に使いこなすのはまだ当分先になりそうです。

そういったことも慣れないので、
基礎知識からの勉強という形になってしまいました。

さらに、海外の銀行口座は、日本と違って、
「とりあえず1000円口座に入れて、複数の口座を作ろう!」
という具合にはいきません。

最低のデポジットがあり、
それを割ると口座使用料金がかかります。

どの銀行口座を持っているのが、
今後の海外生活、海外投資を行う上でもっとも有利に働くのか、

ない知恵を絞って、
口座選びもしました。

例えば、
日本では銀行口座で迷うことなんてほぼないと思いますが、

金利や海外送金、使い勝手や安心度(銀行の預金)、
購入できる金融商品など

考えることがたくさんあります。

海外口座開設のため、英語という障壁を乗り越える

そこにきて、
英語という障壁。

最初、わけが分かりませんでした。

法人銀行においては、
法人登録するのに、balance certificateというものを発行してもらうのですが、
銀行によっても発行の勝手が違うようで
そもそもbalance certificateが発行できる、できない、押印がある、ない、など
あーだこーだの応酬で何度銀行に足を運んだかわかりません。

小切手も日本では使ったことがないですから、
よくわからないことこの上ないですね。

ただ、前に進むしかないので、
わからないながらも、銀行に通いつめて、
なんとか形が整った、というのが正直なところです。

海外口座を開設して思うこと

気づいたら、
お財布の中はドバイ(海外)生活用に模様替えされていました。

僕は、このお財布の中というものを結構気にしていて、
お財布の中はその人を表すものだと考えています。

例えば、
僕は社会人になったとき、
「ゴールドカードを持ちたいな」と思っていました。

23歳くらいだったか、背伸びをしたくて某メガバンクが発行する
ゴールドカードの申請をしにいきました。

その時の僕の口座残高を見て、
銀行員はなんて思ったかな。

結局その時の申請は通らずに、ゴールドカードを手に入れることはできませんでした。

苦い思い出です。

経営者を目指しながら、出会った経営者たちのお財布の中は
すごくかっこいいものでした。

American Express
Diners

ブラックカード
プラチナカード
そして、法人オーナーカード

どれもとても輝いて見えました。

それから僕も成長をし、
欲しいカードを全て手に入れ、僕の財布の中もかっこいいものになりました。

少し、満足感があったのも事実です。

最初この国にきて、カードを作り始めた時、
なんだかそのかっこいいカードたちが不要になっていく寂しさがありました。

20代で築いた努力の形が
必要なくなっていく。

そして、とって変わるカードたち。

お財布は、毎日使って目にするものだから、
かっこいいものでありたかったのです。

ただ、僕が感じていたこと

例えば、日本で言われている

年収1000万円オーバーとか負債のない資産が数千万円とか

小金持ちと言われていることは

やっぱり、ぜんぜんその部類に入れるものではないということでした。

僕には、まだ早かった財布の中身だったということを
理解したような気持ちです。

なので、クレジットカードも、
グレードをアップするか?と聞かれましたが、
最上のものにする選択肢はありませんでした。

そうしてできた
新しい僕のスタートラインが
今の財布の中身です。

海外口座を持つことで見えてくるグローバル感覚

ここから、またスタートしていくという気持ち。

今までもこれからも変わることのない
ベンチャースピリット

だから、この海外仕様も
なかなかお気に入りになってきてるわけです。

知らないことが世界にはたくさんある。

むしろ、知らないことだらけ。

もしくは、知っていたけれど、実際に経験してみると
全然違った感覚をもたらしてくれるもの。

銀行の金利も3%5%8%なんて世界もあることとか、
どのくらいを使わないお金としてHi-Income Fixed Depositにしてしまうのかとか、

そういうことを
素直に知りたいなと思うわけです。

そのためのスタート。

個人としてのグローバル世界の幕開けとは
金融グローバルの感覚を養っていくことで始められるものなのかなと思うわけです。