「催眠術」と聞くと、テレビやショーなどのパフォーマンスを思い出す方がほとんどだと思います。

オカルトの一種や超能力などの類をイメージされるかも方もいらっしゃるかもしれませんね。

「特別なチカラが必要なんじゃ?」「ヤラセなのでは?」などと思われがちですが、催眠術とは心理学を応用した技術

催眠療法や自己催眠、大学の学問として取り扱われており、私たちの生活の至る所で催眠術は応用されています。

実は、物を売ったり、告白されて好きになってしまったり。

こういうところでも、催眠術の一部のテクニックが、意図せずに使われていたりするものです。

メカニズムがわかって、コツさえ覚えれば誰でも意図的に催眠術をかけることができようになります。(ちなみに、内容を読んでいくとわかりますが、催眠術はテレビのショーなどでやっている、「一瞬で寝ちゃいます!」といったものだけではありません。)

  • 人と上手くコミュニケーションを取れるようになりたい
  • 意図する方向に自然に会話を運びたい
  • 人の心について、とても興味がある

そんな風に感じていらっしゃるのでしたら、催眠術について学ぶことは、あなたに大きなメリットを提供してくれると思いますよ。




目次

1.催眠術のかけ方を学ぶ前に知っておくべき基礎知識

「催眠術は、催眠術をかける人のさじ加減1つ」というイメージはありませんか。しかし、それは大きな間違い。催眠術はかかる人の了承があってこそ成立するものです。

被験者が「催眠術にかかっても良い」と承認してくれないかぎり、催眠術をかけることはできません。 このように、催眠術に関して正しい認識を持っていない方も多いのではないでしょうか。

テレビなどでも、「今から催眠術をかけますよ」と必ず伝えていますね

そこで、催眠術をかける前に知っておきたい基礎的な知識をご紹介していきたいと思います。

1-1.催眠とは何か?

“思い込ませる技術”を使って、相手の身体や脳に変化を与えること

催眠とは

もう少し噛み砕いて言うと、相手を一点に集中させることで無意識の部分に情報を入れていく、といったイメージです。

人は意識的なものよりも、無意識に感じることに影響を受けやすい生き物です。

“有名なレモンの実験”

右手にレモンを持っているイメージをしてください。できるだけ鮮明にレモンを頭の中で思い浮かべましょう。少しザラザラとした皮の手触りと、青っぽくみずみずしい匂い。

そのレモンには切り込みが入っていますから、半分に割ってみましょう。中から果汁が溢れだし、さわやかな香りがしてくるはず。そのレモンを一口かじってみてください。

レモンの香りと酸味が口の中に広がっていきます。段々と唾液がでてきませんでしたか。

集中すればするほど、唾液が出てきます。

実はこれも催眠術のひとつ。

人の想像(イメージ空間)はとても強力です。

レモンを強くイメージすればするほど唾液が出てくるように、人の身体はイメージだけで変化します。これが催眠術の正体です。

1-2.催眠の効果

さて、この「催眠術」を上手く使えばさまざまな効果が期待できます。 本来、催眠術は心の悩みを和らげるために利用されます。

つまり、リラックス効果を与えることができます。

催眠状態とは、睡眠と覚醒の中間値に意識を定着させている状態

その状態を作り出すためには、多くの手順と経験が必要になってきますが、「睡眠効果」と言えるレベルであれば簡単に行なうこともできます。

このような状態になっているということは、体にチカラが入りづらい状態のため、

  • ストレス解消
  • ポジティブ志向への転換
  • 苦手意識の克服 など

効果が期待できます。ヨガや瞑想も同じ原理ですね。

催眠術は心身ともにリラックスでき、心を開いて悩みから開放してくれるもの。癒しが芽生え、自分が望んでいた状態に近づくことができます。

1-3.催眠が役立つシーン

催眠を上手く使えば、私たちの生活をより良いものにしてくれます。

例えば、

  • 生活習慣の改善
  • 昔の記憶を思い出せる
  • 痛みをコントロールできる
  • 苦手な物を克服できる
  • スポーツなどを仮想体験する
  • ダイエットを成功させる など

催眠療法もそのひとつ

催眠先進国のアメリカでは、心身症やうつ病など心の悩みを抱えている方に対して催眠を使って治療することが普通です。

もちろん、医学的な催眠の方法、カウンセリング技術、医学知識などを身に付けた専門の療法士が行なっています。

コラム:日常で使われる催眠術

催眠術を心理学と考えると、本格的な催眠療法でなくても日常で使われているケースが意外とあります。

例えば、恋愛において有名な「吊り橋効果」も自己催眠という催眠術。

相手の行動や癖を真似することで親近感を持たせる「ミラーリング」、選択肢を2つ出して相手からYESを取りやすくする「ダブルバインド」なども挙げられます。 このように私たちの日常では、催眠術が至る所で使われています。

2.催眠術のかけ方 〜事前準備編〜

さて、催眠術の基礎的な知識を身に付けたら、いよいよ催眠術を試してみましょう

しかし、いきなり催眠術を試みても上手くいかないことがほとんどです。

何をするにもそうですが、スムーズに催眠術をかけるためには、事前準備が大切です。期待した効果をしっかり出すための事前準備について、学んでいきましょう。

2-1.催眠がかかりやすい人・かかりにくい人

実は催眠術の効果は個人によって大きく異なります。催眠術にかかりやすい人に対しては、誰が催眠をかけてもかかりますし、かかりにくい人に対してはどんなに凄腕の催眠術師が催眠をかけてもかからない、ということも多々あります。

では、催眠がかかりやすい人・かかりにくい人には、どんな特徴があるのでしょうか。

催眠がかかりやすい人

[1]依存しやすい人

催眠術を行なっている間は、被験者は自分の行動を催眠術師に委ねることになります

そのため、人に頼る傾向がある人、依存度の高い人がかかりやすいと言われています。性別で言えば、男性よりも女性のほうが催眠にかかりやすいと言えるでしょう。

※ちなみに、催眠術は同性間ではかかりにくいと言われる所以も上記からきています。

[2]想像力が豊かな人

例えば、食べ物の味が変わる催眠や幻覚が見えるようになる催眠などは、どれだけ具体的に鮮明にイメージができるかがポイントです。

催眠をかけられる側の高いイメージ力を最大限活用することで、催眠術を深くかけることができます。

[3]思い込みが激しい人

一目惚れをしやすい人や「これはこうだ」とすぐ思い込んでしまう人も、催眠術がかかりやすいと言えます。

催眠術師の言葉を偽りなく信じて思い込めるからです。

[4]単純作業の方が熱中できる人

単純な1つのことに集中できる人は催眠術にかかりやすい人です。

頭の中で目の前のこと、周りの状況、これから起こるであろう出来事の推測などさまざまな情報が流れ込んできて、分析を始めてしまうような集中ではなく、

ただひとつのものをジッと見たり、ひとつの動作を繰り返したりして雑念が入り込まない集中力が催眠には必要です。

[5]感情がはっきりしている人

感情がはっきりしているということは、周りの環境や他人の意見に影響を受けやすいということ。

催眠術には「おかしくて笑ってしまう」「嫌いなものが好きになる」「悲しくてたまらなくなる」など、感情を支配する催眠が多くあります。

喜怒哀楽が激しい人はこれらの催眠にかかりやすい傾向があります。

催眠にかかりにくい人

[1]疑い深い人

最初から怪しんで疑っている人はかかりにくいタイプです。

催眠術師と自分の間に壁を作っている状態ですから、催眠術師や催眠術自体を疑っている人はかかりません。

物事を斜に構えて見る人や、意志がはっきりしている男性なども、催眠にかかりにくいと言えます。

[2]不安が大きい人

「本当にかかるのかな?」「どこかおかしくならないかな?」「恥ずかしいな」など、催眠をかけられている最中に不安を感じるとかかりにくくなってしまいます。

催眠は無意識に働きかけることで操作していくものですが、不安はその大きな障壁となって、無意識で拒絶をしてしまいます。

[3]体調が悪い人

催眠術にかかるためには、心身が適度にリラックスしている必要があります。

寝不足だったり体調が良くない場合、催眠術師の話す言葉をしっかり認識できないことも。筋肉がこわばりすぎて上手くリラックスできないということもあり得ます。

そのため、体調は催眠術をかける上で大きく関わってきます。

[4]期待しすぎている人

催眠術にかかることで「ポジティブな人間になれる!」「頭が良くなる!」「勝手に痩せていくはず!」「病気があっという間に治る!」など、過疎な期待をしてしまうのも良くありません。

実際に催眠にかかることに成功したとしても、自分のイメージしていた催眠の効果とのギャップがあり、「かかっていない」と錯覚してしまいます。

2-2.催眠術をかける際の心構え

催眠術を成功させる秘訣のひとつとして挙げられるのが、心構え。

相手の無意識に働きかけるという心理学を用いるわけですから、催眠術は悪用もできます。しかし、それはタブー。

一生その人との信頼関係を築くことができなくなってしまうでしょう。

「相手のことを親身になって考える」という気持ちを絶対に忘れないようにしましょう。

例えば、掃除機が欲しくて家電量販店に行ったのに、店員は冷蔵庫の話ばかりしてくる。そんな店員を信用して掃除機を買うでしょうか。むしろ、怒りすら覚えるのではないでしょうか。

「相手のことを親身になって考える」という柱があれば、「催眠が失敗したらどうしよう」ということも考えなくなります。もし上手くいかなくても、相手のために別のパターンの誘導を試みればいいだけです。

3.催眠術のかけ方 〜実践編〜

では、いよいよ催眠術のかけ方を学んでいきましょう。

前述した通り、催眠術とは心理学を用いた“技術”です。そのため、正しいステップを順に行なっていく必要があります。

よくテレビなどで「私が3つ数えたら指と指が離れなくなります」と言ってパフォーマンスしているのを見たことがあるでしょう。

あたかも、その言葉だけで催眠術がかかったように見えますが、放送が始まる前からステップを踏んで徐々に催眠状態にしているケースがほとんど。

つまり、0の状態からいきなり催眠状態にするのは不可能ということです。正しく理解して、催眠術を習得してみましょう。

3-1.催眠術をかける相手に了承を得る

催眠術をかける上で、相手に了承をとることは大前提です。

催眠術とはかける人とかけられる人の信頼関係が大切になってきます。かけられる側が不信感を抱いている状態では催眠術はかかりにくくなります。

もし、相手が催眠術をかけることを拒否するようなら、ほぼ催眠状態になることはないと思っていいでしょう。

相手の理解と了承を得ることが、催眠術の第一歩です。

3-2.催眠術を行なう場所を整える

もっともよい場所は、6〜8畳くらいの明るすぎない部屋で、快適な温度、静かで密閉された空間に2人きり

落ち着かない場所では、催眠術はかかりません。リラックスでき、静かで邪魔が入らない場所を選びましょう。

また、催眠術をかけられる人は催眠術師に支配されることになるため、被験者が安心できる場所を選ぶとグッとかかりやすくなります。

照明はなるべく落とし、リラックスできるソファや椅子、外部の雑音が入らない環境を用意できるとベストです。

3-3.催眠術の前にしっかり話をする

催眠術とは、かけること自体が目的ではなく、解決したい問題が被験者側にあり、その解決法の1つとして用いるものです。

それを踏まえた上で、被験者とじっくり話をしてみましょう。信頼関係をより深めることにも繋がりますし、被験者が抱える問題を深く理解する上でも役に立ちます。

話をするときは、声のトーンを落として、一定の低いトーンで話をします。しかし、相手に話の内容がしっかり伝わるように意識する必要も。

この話し合いが「事前催眠」ともいえ、とても重要になっていきます。ここでどう対応するかが、次の催眠へ入ることを大きく左右します。

3-4.相手に同調し、相手を同調させる

次は、深い催眠に移行していきます。注意したいのが「では今から催眠をかけます」と流れを切ってしまわないようにすること。

事前催眠の流れのまま本催眠に入っていくことがポイントです。催眠術は、催眠術を行なう部屋に入った瞬間からスタートすると考えましょう。 同調していると「催眠にかかってください」という信号が送信しやすくなります。

つまり、同調して相手を催眠にかかる状態にするというわけです。そして、相手に同調することで無意識に相手も同調してくれるようになります。

被験者の話を否定せず、肯定しながら徐々に深い催眠へと誘っていきましょう。

3-5.被験者の反応に順応する

被験者に何らかの肉体的・精神的反応が現れたら、見逃してはいけません。

例えば、「眠い」「身体が重い」と訴えてきたらその反応を強化するために

  • もっと眠くなります
  • どんどん身体が重くなっていきます

と被験者の反応に順応していきましょう

その際、言葉に強弱を付けず一定の拍子・トーンで話すことがポイントです。これにより、被験者の反応がさらに深くなるようなら、ほぼ催眠術は成功と言っていいでしょう。

3-6.催眠を解除する

催眠術をかけて問題解決に取り組んだ後は、被験者を覚醒(催眠状態から起こす)させなければなりません

ストレスなく気分よく目覚めるということを念押しし、最後まで声のトーンをキープしつつカウントをします。

3つ数えて手を叩いたらこれまでかけたすべての催眠が解除されます」というだけで充分なので、忘れずに必ず行ないましょう。

というのも、解除しない状態で催眠術が解けてしまうと、催眠術師の指示に反したという事実ができてしまい、相手は催眠術の効果を疑うことになってしまいます。

するとその相手は、次回以降催眠術にかかりづらくなってしまいます。

4.催眠術の応用

催眠術を応用すると、日常生活においてさまざまなメリットをもたらしてくれます。ここでは催眠術の応用方法をご紹介していきたいと思います。

4-1.営業に応用する

「ペーシング」という言葉をご存知でしょうか。コミュニケーション技法の1つであるペーシングですが、催眠術の一種と言っても過言ではありません。

これを営業に応用してみると、スムーズに成果を上げることができるようです。そこで営業に使えそうなペーシングを見てみましょう。

挨拶から始めるペーシング

顧客と初めて話す時、顧客と営業の間にはまだ壁が存在しますよね。

つまり信頼関係が築けていない状態です。そこで「今日はいい天気ですね」などの挨拶をしてみます。

すると顧客と営業の間に共通点が生まれ、壁を取り払いやすくなります。壁がなくなったところで本題に入っていきましょう。

顧客の反応に対するペーシング

例えば、住宅の営業を行なっているとしましょう。

初めからすんなり受け入れる顧客はほとんどいません。拒否反応を示したり、値段が高いと言ったり、住宅自体を批判するかもしれません。

その際、「確かに安い買い物ではありませんし、住宅を購入しなければいけないわけでは決してありません。ゆっくりで良いですよ。」とペーシング。

顧客に同調して信頼関係を作ると考えてみましょう。

4-2.コピーライティングに応用する

催眠術で相手に暗示をかける際、暗示を繰り返すほうが深く催眠状態に入っていってくれると言われています。それを文章作成に応用してみましょう。

何か売りたいと思う商品があった場合、そのセールスポイントをさり気なく繰り返してみます。

コピーライティングに役立つダブルバインド

ダブルバインドの基本は、発信者が望む事実を既成事実として伝えた上で、二者択一の質問を行なうこと。

例えば、ビールを売るために「冷やしても、常温でも、おいしいビールです」というコピーがあったとします。

これは消費者が「ビールを飲む(買う)」ことを前提としたアプローチで、「買う」「買わない」の判断をスキップさせて購入へ導きます。

5.自己催眠のかけ方

自分で自分に催眠をかける、自己催眠。やり方次第では絶大な効果が期待できる催眠術です。

人の暗示力はかなり強力なもので、冷たいものでも「これは火傷するほどの熱いものだ」と思い込めば、実際に火傷をすることもあり得ます

自己催眠についてしっかり理解し、正しく実行すれば、さまざまなメリットをもたらしてくれます。

ここでは、自己催眠のやり方を簡単にご紹介していきます。

5-1.自己催眠の事前準備

STEP1:邪魔の入らない場所の確保

自己催眠は、雑音がなく邪魔の入らない場所で必ず行ないましょう。

さらに、気になることを全て無くしていくことも大切です。例えば、身体のベタつきや体臭、次の日の予定など、自身で気になることは予めチェックし、できるかぎり排除します。

STEP2:リラックスできる空間作り

次に、リラックスしやすい状態をつくるために身軽で普段着慣れている服装を着用します。服を着ているという意識が強く働くような生地のものや、重さがあるものは避けましょう。

次に、リラックスできる場所を探します。ベッドや布団でリラックスできる人は寝ても構いませんし、ソファや座り心地の良い椅子に腰掛けても構いません。

STEP3:部屋を暗くする

そして出来る限り部屋を暗くします。完全に真っ暗にするのではなく、落ち着ける程度に調整すると良いでしょう。

本格的に自己催眠に入る前に、達成したいことを画像としてイメージできるようにします。目を閉じてできるだけ具体的にイメージしていきます。

その際、1回の自己催眠で暗示をかけるのは1つに絞ります。あまり多いと雑念が入ったり、戸惑いが生まれて効果が期待できません。

そこまで準備ができたら、振り子でもメトロノームでも良いので一定のリズムを刻んでくれる道具を準備します。

5-2.自己催眠を行なう

リズムを刻む道具を用意したら、リラックスした状態で集中してください。

周りがぼやけてリズム用の道具しか見えなくなるくらいまで見続けましょう。 リズム道具しか見えない状態になったら、ゆっくり目を閉じていきます。

その後は、なりたい自分、成功した自分のイメージを漠然と思い続けます。

ポイントはイメージのみで言葉で考えないことと、強く思わないこと。ナチュラルな状態で当たり前のようにイメージを思い浮かべることが重要です。

5-3.睡眠に移行する

イメージが上手くいき充分になると、おそらく眠気が襲ってくると思います。

その場合、眠気に抗わずにそのまま睡眠に移行しましょう。 そして完全な睡眠に入る前に「起きるときには睡眠も催眠も快適に覚めている」と言葉にしましょう

そのまま睡眠に入り、気分よく目覚めることができれば自己催眠は成功です。

これを何度も繰り返し行なうことで自己催眠ができるはずです。敷居が高いものと思わずに行なうことが大切。

ストレス解消や集中力アップにも繋がり、寝る前のちょっとした時間を利用してできますから、身構えずにリラックスして行なってみてください。

6.おすすめの本

より詳しく催眠術について学びたいと思った方は、ぜひ書籍を読んでみてください。

催眠術に関する多くの書籍が発売されていますから、自分にあったものを選んでいただければと思います。ここではおすすめの書籍を3冊ご紹介したいと思います。

催眠療法の教科書—ヒプノセラピーによる本当の「心の治し方」 著者:林貞年

催眠を全く知らない人がプロの催眠療法士になるまでの教科書で、催眠のかけ方を覚え、相談者の悩みを解決に導く心理カウンセラーになるための本です。

著者の林氏は間違った催眠療法を払拭し、催眠の本当の可能性と活用を知ってほしいという気持ちで作成したそう。かなり専門的な内容を素人でも分かるくらい具体的に書かれています。

初心者からプロまで今日から使える 催眠術のかけ方 著者:林貞年

催眠術をかけるためのプロの技術を明かした一冊。初心者のための基礎知識から、現場で裏打ちされたプロのテクニックまで、催眠術の本格的技法が図解を交えて解説されています。分かりやすいエピソードを例にあげて、暗示の与え方や暗示の内容を再現。

しっかり催眠術の理論を理解し、催眠術を学びたいという方におすすめの入門編です。

まずは親を超えなさい!〜最新の脳科学と認知心理学を基にした自己実現プログラムTPIE公式ブック  著者:苫米地英人

「仕事」「プライベート」「目標達成」「年収アップ」「人間関係」「子育て」など、さまざまなシーンで役に立つ内容です。理想の自分を作りたい人におすすめの一冊。自己催眠をかける取っ掛かりとして充分な役割を果たしてくれると思います。

7.まとめ

「催眠術」というと特別なものと思いがちですが、実は私たちの生活の至る所で使われているもので、心理療法などにも用いられ、心理学の1つという位置づけです。

ポイントとなるのは事前準備、そして被験者との信頼関係。

ぜひあなたも催眠術に挑戦して、自分のためだけでなく、人のためにも活用してみてくださいね。

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