あなたに与えられた時間(あなたに限らず、すべての生物もですが)は有限です。生まれてから死ぬまで、または元気に動ける時間や仕事に心血を注げる時間を考えてみると、意外と短いもの。

なりたい自分、やってみたい仕事があるのならば、限られた時間を効率的に使うことがマスト条件です。

正しい時間の使い方を知り、実践することで、人生は劇的に変化します。それも、あなたが望んでいる理想の方向に。




1.あなたに残された時間はどのくらい? 

すべての生き物に与えられた時間は、個体や環境によって差はあるものの、有限です。この記事を読んでいる人であれば、与えられた時間の数年分、もしくは数十年分を消費しているでしょう。

ところで、私たち人間に与えられた時間とは、いったいどれくらいのものなのでしょうか。正しい時間の使い方を知るためにも、まずは与えられた時間について考えてみましょう。

1−1.人生で使える時間を知る

いうまでもなく、1日は24時間しかありません。どんな成功者でも、人格者でも、お金持ちでも、貧困に苦しんでいる人でも、時計で計れる1日の時間は平等です。

私たち日本人の平均寿命は、84歳(男性は80.50歳・女性は86.83歳)というWHO(世界保健機構:2015年版世界保健統計)の発表データがあります。84年間を時間に直すと、73万5,840時間。これが、平均的な日本人に与えられた人生の時間です。

途方もない、長い長い時間のように思えませんか。不幸な事故や事件に巻き込まれでもしない限り、健康でさえあれば、産声を上げてから動き始めたあなたの時間は、73万5,840時間もあります。

1−2.あなたに残された時間は意外と短い

84年間分を合計して、永遠に感じられるほどの時間をご紹介しました。ところで、1年間を時間に直すと何時間かを考えたことはありますか? 24時間×365日=8,750時間となります。数十万時間と比べたら、思いのほか現実的に感じられませんか。

では、こう考えてみるとどうでしょう。あなたが35歳という脂の乗ってきた年齢だと仮定すると、8,750時間×35歳=30万6,250時間が経過していることになります。

84歳まで生きる場合、残りは42万8,750時間。これでもまだ、かなりの時間が残されているように思えてホッとします。

では、一日の行動を思い返してみましょう。目が覚めて、満員電車に乗って職場へ行き、仕事をして、上司や顧客から難題を与えられ、部下の愚痴を聞き、失敗や成功に一喜一憂して、夜は同僚や友人と赤提灯でくだを巻き、深夜に帰宅して眠りにつく。気がつけば朝を迎えて……。

仕事の仕方や日中のできごとに違いはあれど、多くの人は睡眠をとります。仮に、1日8時間の睡眠をとれば、年間2,920時間は寝ている計算です。残りの人生で睡眠につかう時間はどれくらいあるかというと、14万3,080時間になります。

必然的に、起きていて仕事や余暇を楽しむ時間は28万5,670時間。平均寿命まで確実に、なりたい自分を目指せるとしても、28万5,670時間です。

人生に与えられた73万5,840時間が、とてつもなく長い時間だと感じられました。ところが、35歳の日本人に残された時間は28万5,670時間と、最初に与えられた人生の時間から比べると3分の1程度しかありません。

1−3.1秒でも長く、自分のために使う時間を増やす

28万5,670という残りの時間を増やすことは、現状では不可能です。医療の進歩によって延ばすことができるかもしれませんが、劇的に増えることはありません。

私たちが生きている間に、平均寿命が200歳になることは期待できませんし、人生のおかわりもないわけです。

現実に目を向けて、残された時間の1%でも、1秒でも長い時間を成し遂げたいことのために使うこと。これこそが、あなたの人生を豊かにします。

冒頭から少々、不安を煽るような話をしました。なにも、私たち人間はいずれ死ぬという焦燥感を植え付けたいわけでも、見えない敵に怯えさせたいわけでもありません。

本質は、もっとずっとポジティブな話。いかにして「自分の成し遂げたいことにより多くの時間を充てられるか」について考えていきます。

2.睡眠時間を削ることのデメリット

大切な時間を無駄にしないために……、やりたいことに使う時間を増やす……と考えると、多くの人はまっさきに睡眠時間を削るというアイデアを思いつきます。先ほどの計算でも、「1日8時間の睡眠によって残りの人生の14万3,080時間は寝ている」ことをお伝えしました。

8時間睡眠の是非は置いておいて、果たして睡眠時間を削ることは、本当にあなたの人生を豊かにするのでしょうか。偉人のなかには、1日1時間しか眠らない人もいるようです。しかし、睡眠時間を削ることの悪影響にも目を向けておきましょう。

2−1.手とり速い時間削減は睡眠か

時間が有限だと気がつくと、人は無理をします。日々の行動のなかで、最初に削減を検討するのが睡眠時間です。

寝ている時間=何もしていない時間=無駄な時間ととらえて、8時間だった睡眠を、5時間、3時間と削減しようと躍起になります。

確かに睡眠時間を半分にすれば、残りの人生の14万3,080時間の半分=7万時間以上を行動する時間に充てられます。

人生の時間を増やすことはできませんが、睡眠時間を削るだけで7万時間も得する気になれる。誰もが気がつく方法で、革新的な成果が得られそうです。

睡眠時間を減らして、勉強の時間に充てる。睡眠時間を減らして、仕事の時間に充てる。一日あたりの生産性が倍増します。今すぐ、睡眠時間の削減を実行しましょう! あなたの人生は、革命的に豊かになることうけ合いです。

という話がしたいのではありません。確かに手とり早い時間削減として、睡眠時間を短くすることは効果的に思えます。しかし、思わぬデメリットの存在も。何より、睡眠時間以外に削れる時間、無駄にしている時間がないのかを考えていただきたい。

それでも睡眠時間を減らそうと考える人に向けて、そのデメリットをお伝えすることからはじめましょう。

2−2.睡眠時間削減によって起こる悪影響

睡眠時間を削る最大のデメリットは、健康への悪影響です。

繰り返すようですが、人生で与えられた時間は一定で、すでに経過してしまった時間も多分にあります。残された人生を考えて、あるべき理想の自分に近づくために、時間の使い方を変える必要があります。

ただし、人生で与えられた時間とは、平均寿命で考えたときの計算。天寿をまっとうできた場合の時間です。健康を害して寿命を縮めてしまっては、元も子もありません。

もうひとつ強く意識していただきたいのが、寿命を使い切るまで「なりたい自分に向かっていける」ことの重要性。もし亡くなるまでの最後の数年間を、病院のベッドの上で過ごすことになったらどうでしょう。行動が制限され、思うような時間の使い方にはならないはず。

時間は有限であり、延ばす・増やすことはできません。上限まで有意義に時間を使う一番の方法は、最期の瞬間まで健康で自由に動けることです。

このことからも、無理に睡眠時間を削ることは、あなたの豊かな人生のためには確実な手段ではありません。

もうひとつの大きなデメリットとして、パフォーマンスが著しく低下することも挙げられます。寝不足で仕事に身が入らない、プライベートな時間を眠くて楽しみきれない、という経験はありませんか。

限られた時間を最大限に楽しむためには、万全のパフォーマンスを発揮できることが必要。参考までに、睡眠時間を削ることで考えられる悪影響をご紹介します。

■健康面への影響

免疫力が低下して病気にかかりやすくなる、頭痛・腰痛・肩こりなどのカラダの痛みを引き起こす、吐き気・めまいを感じるようになる、腸の働きが乱れて便秘や下痢になる、長期的な生理不順を引き起こす、アレルギー疾患にかかる、食欲が増していく

■美容面への影響

太りやすくダイエットをしても結果につながりにくい、ニキビ・しわ・シミなどの肌トラブルを引き起こす、体が歪みスタイルが悪くなる、抜け毛や白髪が増えていく、老化が促進され身体のなかから若さが失われる

■日常生活への影響

記憶力が著しく低下する、平衡感覚がマヒする、身体のパフォーマンスが低下する、疲れの蓄積・ダルさを感じる、やる気や集中力が低下し仕事が手に付かなくなる、感情のコントロールができなくなる、自信がなくなる

2−3.睡眠時間を確保している成功者例

理屈では、睡眠時間を削減することのリスクを分かってもらえたかと思います。とはいえ、「睡眠時間を減らして成功した人がたくさんいるじゃない」と思っていませんか。

たしかに、たとえば「Yahoo! のCEOであるマリッサ・メイヤー」は4時間程度、「Twitter 創業者のジャック・ドーシー」も4時間程度、「日本電産の代表取締役社長 永守重信は元日以外休まず、毎朝6時50分に働きはじめる」など、短睡眠時間の成功者は大勢います。

逆に、睡眠時間を長めにとっている成功者はいないのでしょうか。

例えば、「物理学者のアインシュタイン」は12時間、「米大統領のバラク・オバマ、起業家のイーロン・マスク、堀江貴文」は6時間、「ティム・クック、ジェフ・ベゾス、アリアナ・ハフィントン、ジャック・ドーシー、ベンジャミン・フランクリン、ビル・ゲイツなど」は7時間程度の睡眠時間を確保しているそうです。

睡眠時間の取り方は、人によってさまざまです。短くして成功した人、長くても成功した人が、それぞれ多数存在します。つまりは、睡眠時間を短くすることが成功への絶対条件ではない、ということ。

次の項目からは、具体的にどのように時間を使っていけば良い結果につながるのかを考えていきます。

3.有限である時間を、割くべき対象を知る

有限である時間を効果的に使うためには、何に時間を割くべきかを知ることからはじめましょう。大きな視点で考えると、あなたが人生においてなすべきことを明らかにすることが重要です。

3−1.何に時間を使いたいのか、自分がどうありたいのかを考える

人生の目的をみつけるためのステップとして、まずは「自分がどうなりたいのか」を徹底的に考え抜くことが必要です。明日何をしよう、今月中にこうなっていたい、1年後にはどんな仕事をしているか……といった、短期的な目標ではありません。

もっと長期の視点で、自分の人生を考えてみてください。大金持ちになって50歳からは仕事をせずに趣味に没頭する、でもいいでしょう。40歳で起業して10年以内に上場企業へ成長する、でもいいでしょう。20代のうちに一生の仕事をみつける、でもかまいません。

まずは、今よりもずっと未来の自分に思いを馳せることからはじめてみてください。しかも、現実的な範囲で。例えば、今は35歳で経験はないけどプロ野球選手になりたい……という夢を持つのは自由ですが、限りなく不可能に近いはず。いえ。あえて不可能だと断言します。

あなたの人生は、これまでの生き方の延長です。あくまで実現可能な範囲で、とはいえ小さくならずに、自分のやり遂げたいことを考えてみてください。

この作業には、少しばかり時間をかけてもかまいません。残された人生の時間を賭ける大きなゴールの設定です。数時間で結論を出さず、3日でも1週間でも大いに考えてみることをお勧めします。

3−2.日々の生活で時間を取られている事象を分類する

人生の目的、成し遂げたいことを考えたら、どのように実現するかを考えていきましょう。

限られた時間のなかで成し得るためには、優先事項を決めることが大切です。考えだした「ありたい自分」になるために、何を優先的に行なうべきなのかを把握する。自己実現に最短で向かうための方法でもあります。

まずは、自分がどのようなことに時間を使っているのかを確認する作業です。優先事項を決めるために最適な、日常行為の分類方法について解説します。

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ここでご紹介するのは、時間の使い方を四つの領域で分類する方法。上の図、時間管理のマトリックスでは、事項を『緊急度』と『重要度』で切り分け、四領域に分類します。

マトリックスにしたがって自分の活動を見てみると、普段の自分がいかに緊急という基準で行動しているかが分かります。しかし本当に重要な活動は、「緊急ではないが重要な」第二領域にあるのです。

どういうことかというと、第一領域にあたる『締め切り直前の作業』といった活動は、第二領域におくべき『準備と計画、将来への備え』を怠った結果であるといえます。

第一領域へ時間を割くことは避けられないが、第二領域へ時間を割くことによって減らすことはできる、と考えられます。

人によっては、第四領域にある事柄に人生の時間をかけているかもしれません。考えなおさなければならないのが、「あるべき自分」にとって、本当に必要なのか。

もちろん、趣味がモチベーションになって日々の仕事を頑張れるという事実は、否定できるものではありません。

まったくのゼロにするのではなく、判断基準はあくまで「あるべき自分」に近づくために必要充分な時間配分なのかということです。

3−3.本当に重要で影響度が高いことは、それほど多くない

「あるべき自分」に向かうための優先順位を決めるときに、参考にしたい法則をご紹介します。パレートの法則、2:8の法則と呼ばれるものです。

イタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートが発見した法則で、全体の数値の大部分は一部の要素で生み出しているという理論があります。具体的に、以下の事象を思い起こしてみましょう。

  • 売上の80%を占めているのは、20%の製品、20%の顧客である
  • 2割の優秀な社員の売上が全売上の8割を占める
  • 全所得の8割は、人口の2割の富裕層が持つ
  • 離婚件数の80%を離婚経験者20%が占めている
  • 仕事の成果の80%は、費やした時間の20%から生まれる
  • 試験問題の80%が、その学科に関する20%の知識で答えられる
  • 蟻の群れは、働かずに遊んでいる80%、真面目に働く20%で構成される
  • 文章で使われる単語の8割は、全単語数の2割に当たる頻出単語である
  • 都市の交通量の8割は、都市全体の道路の2割に集中している

本当にそうなのだろうか? という疑問を持つかもしれません。ところが、例えば蟻の群れについての法則は、実験でその真意が証明されています。

蟻は「働き蟻」と呼ばれることから、とても働き者に思われがちです。しかし、実際には群れの8割が働いていません。

実験はさらに進められ、遊んでいた80%蟻を排除してみました。すると……働き者だったはずの20%の蟻のうち、80%の蟻が遊びはじめる結果に。

最初の蟻の群れを、あなたの行為の100%と置き換えてみましょう。そのうち80%は、遊んでいるとはいいませんが、「あるべき自分」にとっては重要ではありません。あなたの全行動の20%が、「あるべき自分」にとって必要な行為といえます。

蟻の実験を思い起こすと、必要な行為と思われた20%のうち、さらに20%の行為、つまり全体の4%の行為によって、あなたは理想に近づいていると考えることもできます。

4.やりたいことに割く時間を捻出する

「あるべき自分」を定め、目的に向かうために影響をおよぼす優先事項を決められたら、次はいよいよ、使うべき事項のために時間を捻出する方法を考えましょう。

4−1.無駄を削減する

第一に取り掛かかるべきことが、無駄を削除すること。時間管理マトリックスにおいて、第四領域に分類されることであれば、本当に必要なのかを見直すことからはじめましょう。

先に述べた通り、100%が無駄とは言い切れません。であれば、費やす時間が最適なのかを検討してみるのが良いでしょう。趣味のゲームに毎日1時間を費やしているのならば、30分にすることはできないのか。1日おきにするだけでも、半分の無駄を節約できます。

第三領域に分類されることであれば、無意味であることをきちんと説くというのもひとつの手段でしょう。誰かに強制されていることであれば、いかに無駄であるかを説明する。その際、無駄である根拠と節約された時間でどれだけの利益があるのかをあわせて伝えることで、共感を得やすくなります。

第一領域であっても、求められる結果のために不要な行為がないかを洗い出してみてください。もしくは、ツールを使うことでの効率化はどうでしょうか。思いのほか、あなたの時間を費やさなくても同じ効果を得ることができるかと思います。

4−2.人に任せる

無駄を省いたあとに、もう一段上の時間捻出を試みましょう。省けなかった行為において、本当にあなたがやるべきことなのか、他の誰かでは代わりが利かないのかを検討します。

誰がやっても同程度の成果を期待できること、たとえば入力するだけの作業などはありませんか。その作業が、あなたの長期的な目標において重要な行為ではない限り、別の誰かに任せることができるはずです。

作業によって得られる結果や情報が必要であって、行為自体に重要性がない場合は往々にあるもの。

そんなときは、近年急成長をしているクラウドソーシング市場をみてみましょう。クラウドソーシングのクラウドとは、雲ではなく群衆を意味する単語。群衆の力をつかって、仕事を進める方法です。インターネットの発達によって可能となった、場所を選ばない働き方として注目を集めています。

先に上げたデータ入力業務を例に、人に任せることのメリットを紹介します。

あるキーワードによって検索されたWebページのURLを、エクセルに貼り付ける作業が必要になったとき。10件や20件であれば自分ですぐに終えられるでしょう。ところが、データの数が10,000件だったら。1件あたり30秒だとしても5,000分=83時間が必要です。

これをクラウドソーシングで進めたら。ネットの先にいるワーカーたちに、分担して入力してもらうことができます。

1万人がいれば、30秒で完成。作業は難しくないため、一人ひとりへ支払う報酬は微々たるものでしょう。1万人分の報酬となれば、それなりの金額になるかもしれませんが、あなたの限りある時間を使う必要がなくなります。

このように、自分がやる必要のない仕事や作業を、他人に任せていくことで、驚くほど時間を確保できるようになります。

4−3.自己実現のために必要なことに時間をつかう

時間の確保ができたら、やるべきことに費やしましょう。費やす先は、自己実現につながる行為。

もう一度、時間管理マトリックスに目を向けてみましょう。第二領域に分類されることに向かう時間を捻出しました。あなたの将来に向けた備えとなること。自己実現のために必要な自分を高める行為です。

自分の価値を高める行為とも言い換えることができます。では、どのような行為が自分の価値を高めるのでしょうか。2:8の法則や全体の4%が世の中で大きな影響を持っていることを思い出してください。全体の20%が世の中を動かしていて、さらに20%が最大の効果を発揮する。

この4%になることこそが、あなたの価値を大きく高めるといえるでしょう。少し考え方を変えてみましょう。あなたの得意分野が、例えば人材採用ビジネスの領域だと仮定します。あなたは人材採用領域で、影響を与える20%の存在になっているでしょうか。

では、さらに狭めていって、人材採用領域のなかでも、大学で電子工学を学んだ学生の採用については、20%のなかの20%に入れるとしたらどうでしょう。

このように、組み合わせやセグメントを掘り下げていくことで、本当に必要な4%になることができます。あなたが自分の価値を高めていくべき方向は、全体の4%になるためのことだといえます。

無駄を切り詰めて捻出した時間を、自分が全体の4%になれることへ投資する。これによって、何かの分野で必要な人、影響力のある存在に近づけます。

5.自己実現と時間の使い方の参考図書

エッセンシャル思考|グレッグ・マキューン著

あなたにとって本当に重要なことを見極める方法、それを確実に実行するための手段について書かれています。

「あれもしたい」「これも断れない」という、やらなくてはいけないと思っていることが山積みになると、本来向かうべき方向を見失いがちです。

そんなときに参考になる、人生を豊かにするための整理術ともいえる書籍です。「より少なく、しかしより良く」を掲げる本書では、自分の人生を生きるために必要な思考を学ぶことができます。

7つの習慣 最優先事項—「人生の選択」と時間の原則|スティーブン・コヴィー 著

あなたを真の成功と幸福に導くものは優れた人格を持つことであり、自分自身の内から外に働きかけることであるとする考え方=インサイド・アウトの概念を基本に構成されています。

これをベースに、成功の鍵を握る「7つの習慣」が示されています。多くの成功者が参考にしたという本書。自分を高めたいと思ったときに、まずは手にとってみる価値のある一冊です。

大人げない大人になれ!|毛利眞 著

元マイクロソフト株式会社社長による著書。我慢せず、子供の頃の趣味を維持し、資格や英会話に頼らない、「自分のやりたいことをやる」というスタイルのススメが説かれている一冊です。

「大人げなさが求められる時代がきた」「大人げないとはどういうことか」「やりたいようにやればいい」「大人げなく楽しく生きる方法実践編」「大人げなさを取り戻すための本棚」という構成で、『面白い人生とは、好奇心を満たす時間や、刺激的な体験の積み重ねに他ならない』という作者の考えが紹介されています。

1日が見えて ラクになる! 時間整理術!|池田暁子 著

つねに「やらなくちゃ」と思いながらも、現実には行き当たりバッタリに思いつきで行動していた作者による時間整理術。

やることを「まとめる」ことで、生活をスッキリさせて能率をあげていく様子が描かれています。時間整理に抵抗がある人でも、すらすらと読めること間違いありません。なぜならこちらは、漫画による整理術の指南書だから。

漫画といっても、内容はきちんと書かれています。作者自身が時間管理や整理整頓に苦手意識を持っており、できない人ができるようになる過程とその方法がわかる一冊です。

6.まとめ

実践することで、あなたのかけがえのない、そして限りのある残された人生の時間を、最大に活用できると信じています。「あるべき自分」に向かうことが、人生を豊かにするのですから。

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