僕が尊敬するロールモデルであるジョージ・ソロス氏

彼は、投資家であるとともに、哲学者でもある。

1998年、自信が創設したファンドの運用資産が世界最大となる。
2013年、1年で5600億円(今日のレート換算)の利益を上げヘッジファンド史上最高 など

世界で最も有名な投資家の一人です

そんなソロス氏が提唱したこと

それは、
思考の不確実性と、現実の出来事の不確定性の双方のつながりに関する概念
『再帰性』

ソロスが考えた再帰性とは以下である。

人間が世界を知識として理解しようする機能を「認知機能」と呼ぶ。

また、人間が世界に影響を与えようとし、改造しようとする機能を「操作機能」と呼ぶ。認知機能においては、世界の現実的な姿が独立変数、観察者の世界理解が従属変数となる。

ここで、世界 world の現実的な姿を「W」、観察者の世界理解 understanding を「U」、認知機能(認知 cognition の機能 function)を「FC」とすると、”FC(W) → U” と記述できる。

一方、操作機能においてはこの関係が逆転して、観察者の世界理解が独立変数、世界の現実的な姿が従属変数となる。操作機能(操作 manipulation の機能 function)を「FM」とすると、”FM(U) → W” と記述できる。

つまり、U が W を、W を U が規定しあう関係となっており、この双方向的な状況においては確たる結果を生み出すことは不可能となる

ウィキペディアより引用

さて、理解できるだろうか?

もっと良く知りたい人は、彼の著書など読まれることをお勧めするが、
今日僕がお伝えしたいことは、
世界有数の投資家が考えていることは、こうした哲学的なことであり、
政治であり、世界の仕組みについてということである。
(ソロス氏は政治運動もしている)

要は、教養レベルがMAXに高いということである。

決して、世間に溢れているような
「○○稼ぐ方法」などといった、浅いレベルのことを考えているわけではないということに注目したい。

人はみな24時間しかない。

それなのに、年を重ねるごとに人間としてのレベルに差が生まれる。

そのレベルの差が『教養レベル』だ。

教養というと、お勉強的なイメージが先行して、
そんなものやっても稼げるようにならないという意見があるが、
世界のエリートにそんなこと言ったら、全く相手にしてもらえない。

教養とは、思考回路についての訓練であると言える。

レベルが高い人と話せば話すほど、
この思考回路の違いに圧倒される。

同じ事象を見ているはずなのに、出口が全く違う。

出口が違うから、その後の結果に雲泥の差が生まれるということである。

僕たちは、
この教養レベルを上げる訓練をしていていないので、
何をしてもそりゃ勝てるわけがないというわけである。

世界の事象を
独自の視点で論証していく力。

その思考回路。

回路をたどるときに肉付けする
経験レベル、知識レベル

全てが違い過ぎる。

すごい人に触れたときに学ばなければいけないのは、
その人が行っている手法ではない。

手法は時代とともにすたれる。

学ばなければいけないのは、
その人の思考回路である。

たとえば、今日の例で言えば、
なぜ世界を代表する投資家は『再帰性』について考えたのか。

そこに至るまでの、思考回路。

再帰性を証明しようとした原動力。

再帰性によって導き出されたもの。

こうしたことであるはずだ。

ソロス氏は現在85歳。

僕が85歳の時、彼の思慮深さを超えることができるだろうか?

今のままでは到底難しい。

やはり、努力のレベルを上げるしかない。

レベルの高い人と触れるということは、自分の無力さを知ることにある。

無力であると知り、追いつくための努力を始めるのである。

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