仕事やプライベートにおいて目標を設定してみたはいいものの、
達成できず挫折→新たに目標を設定→また達成できず挫折…
という無限ループに陥ってしまい、どうすれば達成できるか悩んでいませんか?
当たり前ですが、目標を達成するためには、まず目標をしっかりと設定しするところから始めましょう。
目的地の決まっていない旅では終着点に辿り着くことができないのと同じで、目標が明確に定まっていなければ、それを達成することはできません。
ここでは効率的に目標を達成するために必要なテクニックをまとめたので参考にしてください。
目次
もくじ
1.絶対に目標を達成する方法
2.目標達成のためのモチベーションを維持する方法
3.目標を達成するためにやってはいけない7つのこと
4.必ず目標を達成する人の特徴
5.目標達成をサポートするグッズを活用しよう
6.オススメの本
7.まとめ
1.絶対に目標を達成する方法
立てた目標を達成するには、それなりにやり方を工夫する必要があります。ここではその方法を3ステップに分けて紹介していきます。
1-1.負担なく達成できる目標を設定する
目標を達成するためには、苦しくてきつい行動を繰り返し行わなければならないというイメージをお持ちかもしれませんが、それは間違いです。
そもそも、負担のかかる苦しい行動を長い間継続するのは現実的に無理がありますよね。もし、そのような状態を継続している場合は、目標設定そのものを誤っている可能性があります。
目標を達成する手段として適切なのは、辛い行動を続けることではなく、いかに達成できそうな行動に落とし込むかです。 適切な目標を設定し、行動するだけで達成できる状態を作り出すことが何よりも重要なのです。
1-2.行動を継続する
取り組む課題を選択したら、あとはひたすら行動するのみです。とにかく目標達成へ向けて行動を継続してください。
仮に行動が継続できない場合は、「目標の設定が適切でない」もしくは「何らかの障害がある」ので、行動の振り返りをして問題に対応していきましょう。
1-3.行動を振り返る
目標を達成するためには、定期的な行動の振り返りがとても大切です。
「1週間に1回、毎週日常日に振り返りを行う」といったように、必ず定期的な振り返りをするようにしてください。振り返りでは、次の2点を洗い出します。
- うまくいっていること
- 障害
目標達成のためにうまくいっていることと、それを阻む障害を洗い出します。
うまくいっていることは、今後も継続できるようにしましょう。 目標を達成するための行動の継続を妨害する障害がある場合は、その対策方法を考えます。
例えば、「問題集をやる時間がなかなか確保できない」という障害であれば、「毎日30分の時間を確保し、問題集を5ページ進める」という具合に、時間と数字を入れた対策を考えるのです。
障害への対策を、行動の継続に組み込むことが重要です。
2.目標達成のためのモチベーションを維持する方法
目標達成のためにはモチベーションの維持が重要です。ここではモチベーションをどのように保てばいいのかを解説します。
2-1.小さなゴールを設定する
大きな目標をたてる場合には、それを達成するためにやらなければいけない小さなゴールを複数立てるようにしましょう。
小さな目標に関しては、定期的に少しずつ達成できるはずです。そうすればゲームをクリアしていくことと同じように達成したことに対する喜びが生まれるため、モチベーションも保てるようになるのです。
2-2.最低限のノルマを決める
目標を掲げ、それを達成するために日々努力をしていると、必ず面倒になる日が訪れます。
人間は気分に浮き沈みがあるため仕方のないことではあるのですが、それにかまけて行動を起こさない日を作ってしまうとサボリ慣れてしまいます。
そうならないためにも、一日に最低やらなければならないノルマを自分で設定しておくことが欠かせません。
2-3.達成したときに訪れるメリットを考える
目標達成のためのモチベーションを保つためには、目標を達成したときに訪れるメリットを考えておくことも重要です。
その目標を達成したら自分はどのようになるのか、どのように評価されるのか、どんな良いことが起きるのか、といったメリットを常日頃から考えておくことで、モチベーションを保てるようになります。
3.目標を達成するためにやってはいけない7つのこと
3-1.計画を一切立てない
計画を立てないということは、失敗する計画を立てているようなものです。何事においても、計画なくして目標達成などあり得ません。
3-2.あいまいなゴールを設定する
目標を設定するときは、「痩せる」「貯金する」といったあいまいなゴールではなく、
- 次の誕生日までに10キロ減量する
- 今までより月に3000円多く節約する
といった具体的な目標を立てましょう。
3-3.一度にたくさんの目標を設定する
やらなくてはならないことが多くなりすぎると、集中力や注意力が分散され、また気力・体力を消耗しがちです。
やるべきことはあまり多く設定せず、かつ実現可能なことにとどめておきましょう。
3-4.行き過ぎたことを目標にする
「目標は大きく設定した方がやる気が出る」と言う人もいるかもしれませんが、行き過ぎた目標設定は避けなければなりません。
というのも実現不可能な目標を立ててしまうと、毎日が失敗の連続になる恐れがあり、結局嫌気がさしてきてしまからです。
3-5.過去に失敗した手法を試みる
以前に失敗した経験があるにも関わらず、その原因を振り返ることすらせず、「今回は何とかなるだろう」という思い込みで行動に移すのは危険です。
努力が再び無駄になってしまうのは、火を見るよりも明らかです。
3-6.目標を誰にも話さない
周囲の人たちに自分の目標を話すと目標を達成しなくてはいけないという責任感が生じます。
もしあなたがダイエットしていることを友達が知っていたとしたら、その友達の前でチョコレートやケーキを食べるのは気が進まないはずです。
目標としていることを誰にも話さず秘密にしていれば、失敗した際に恥をかかずに済む一方、自分に甘えが出てしまい成功が遠のく危険性があります。
3-7.人の助けを拒絶する
他人の成功事例を参考にしようとしないということは、成功への近道を見逃すことと同じです。成功者の体験談やアドバイスは素直に聞き入れるのが吉です。
また、そのアドバイスを自分なりにアレンジして取り入れることも常に意識すると良いでしょう。
4.必ず目標を達成する人の特徴
才能や技術がそれほど違わないと考えた場合、困難にめげず目標を達成する人と、すぐに諦めてしまう人を隔てるものは何なのでしょうか。
両者の思考の違いから、目標達成へのヒントが見えてくるはずです。
4-1.目標達成を自らの責任と考える
目標達成型の人は、困難な目標の成否は自分のイニシアチブの取り方
- 実行の仕方
- 達成するまでの継続力
にあると捉えるのに対し、失敗回避型の人は
- 難易度が高すぎる!
- 時間がないからできない
といったように、手持ちの要素の量や状況に左右されると捉えがちです。
4-2.困難に伴うストレスを歓迎する
目標達成型の人は困難に対して集中力と責任感をさらに強めるのに対し、失敗回避型の人はそのストレスに耐えられなくなる傾向があります。
失敗を回避する人は、そうした努力を行き過ぎている、あるいは無理をしていると感じがちです。
4-3.難しい目標をチャンスと捉える
目標達成型の人は困難に直面した際、そこに価値を見出し自分が成長できるチャンスとして捉えるのに対し、失敗回避型の人は失敗すると恥をかくという脅威を感じてしまいます。
目標を達成する人は、新たな困難が出てきてもそれを楽しみ、集中力を高めて対応できる傾向にあります。
4-4.継続力を信じられる
- 目標達成型の人は
- やってみないとわからない
とにかくできるまで何回でも試すんだ
と前向きで積極的であるのに対し、失敗回避型の人は
- 一回試せば十分でしょ
- やめどきが肝心だよ
と消極的に考えてしまいます。「継続は力なり」をいかに実践できるかが重要です。
4-5.スキルは向上するものと考える
目標達成型の人は、目標はスキルを向上させていきながら最終的に達成できるものと考えるのに対し、失敗回避型の人はいま持っている武器のみで戦わなければならないと考えてしまいがちです。
努力していればスキルや知識は自ずと身に付くものであり、それが目標達成への近道となります。
5.目標達成をサポートするグッズを活用しよう
目標を達成するために、効果的に行動に移せるようサポートグッズを利用するのも1つの手段です。
5-1.システム手帳
システム手帳に目標を書き出すことによって、それを達成するための行動を計画したり、折に触れて見返したりすることができます。
具体的な目標と、それを達成するために必要な行動をシステム手帳に記入しておき、定期的に
- 目標設定(Plan)
- 行動(Do)
- 振り返り(Check)
- 改善(Action)
の見直しを行うと良いでしょう。自分に合った最適なものを入手して、より効率的に活用してください。
5-2.ラミネートカード
目標ややるべきことを記入したラミネートカードを持っていれば自分の行動を促進できます。
システム手帳や財布、定期入れなど、毎日持ち歩くようなものの間に挟んでおき、頻繁にチェックするようにしましょう。そうすることで自分の頭と心に目標が叩き込まれます。
5-3.マインドマップ
マインドマップとは、頭の中で起こっていることを絵や写真、図などを織り交ぜて目に見えるようにした思考ツールのことです。
例えば「目標を達成したらこんな生活が待っている」というイメージをマインドマップに描くことで、脳に目標達成イメージがより強く訴えられるというわけです。
ノートに記入して持ち歩いたり、自分の部屋に貼ったりすると効果的です。
5-4. スマートフォンのアプリ(Android・iPhone)
目標達成率を高めるには、目標管理をサポートするスマホのアプリを活用するのもアリです。
アプリにはスケジュール管理やアラーム通知、評価システムなどの機能が搭載されており、使い方によってはシステム手帳より便利に感じる人もいるかもしれません。
下記のリンクは、おすすめの目標達成アプリをまとめたサイトです。スマホユーザーならチェックしてみると良いでしょう。
2015年の目標を今すぐ実行!使える「目標達成」お助けアプリ
2015年を充実した年に!iPhoneで楽チンに目標管理できる6つのアプリをご紹介
【iPhone】便利なのにあまり知られていない神アプリまとめ【34選】随時更新中
6.オススメの本
目標を達成するための手助けとなる書籍が世の中には数多く出回っていますが、ここではそれらの中でもオススメの3冊をご紹介したいと思います。
目標達成の技術著者:青木仁志
29万名以上の研修実績に裏打ちされた、著者の目標達成を成し遂げるための考え方・計画の立て方・実行の仕方が凝縮された1冊です。軽い気持ちでさらっと読めるタイプの本ではありませんが、本当に達成したい目標がある人におすすめです。個人や企業の目標達成を後押してくれるはずです。
息を吸って吐くように目標達成できる本著者:和田裕美
心に響く52週間分の目標達成ルールが書かれており、毎週毎週、自分への無理のない約束を果たしながら、まるで「呼吸するように自然に」自分を高められる1冊です。女性ならではのとても柔らかい文章で、読んでいると温かい気持ちになれます。また、端的でわかりやすく解説されており、何度も読み返したくなる内容となっています。
プロフェッショナルの絶対「目標達成法」合理的に結果を出す“6つの習慣”』 著者:井上裕之
この1冊で、仕事の「スピード」「モチベーション」「思考力」「問題解決力」「コミュニケーション力」が劇的に高まり、目標を達成する力が身に付く、ビジネスマン必見の本です。
著者の経験談や今まで学んでこられた知識・物の考え方がふんだんに盛り込まれた内容で、仕事だけでなくプライベートにも活かすことができます。
7.まとめ
目標を達成するためには、適切な目標設定と行動の持続&振り返りが必要不可欠です。
なかでも行動の持続は大切で、いかにモチベーションを保ち続けられるかが、目標を達成できるかどうかの分かれ目となります。
ここで挙げたモチベーションを維持する方法を実践しつつ、目標達成型の考え方を模倣することで、しっかりと目標を達成していきましょう。
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