長く考えてきた「幸せ」とは何かがわかったので、
書き留めておきたいと思う。
目次
幸せとは、人類のゴールにより近くなること
幸せとは、人類のゴールにより近くなることである。
人類のゴールとは、「完璧な状態」であることだ。
人類が求めてきたもの:幸せを理解するために人を理解する
幸せの話をする前に、前情報をお話したい。
人は常に完璧なものを求めている。
そして完璧なものを人は神と名付け、(宗教的な話ではありません)
- あるものは神になろう
- あるものは神に答えを求めよう
- あるものは神にすがろう
としてきた。
ではこの完璧なる状態は訪れるのか?
それが、テクノロジーの発展によって成し遂げられようとしていると思うのだ。
シンギュラリティ=技術特異点
人工知能が、人間を超える日である。
シンギュラリティ
意識を解放することで人類の科学技術の進展が生物学的限界を超えて加速する。
意識の解放を実現する方法は、人間の脳を直接コンピュータネットワークに接続し計算能力を高めることだけに限らない。
それ以前に、ポストヒューマンやAI(人工知能)の形成する文化が現生人類には理解できないものへと加速度的に変貌していく。数学者:ヴァーナー・ヴィンジ,フューチャリスト:レイ・カーツワイル
この日の後のことはわからない。
しかし、一つ仮説を立てることができる。
それが、私たちが一つになる世界=One for all , all for one.が訪れるのではないかということだ
私たちの脳は情報である。
その情報の全ては、
サーバーにアップされて一つの情報空間に集結することになる。
すべての情報がシェアされる状態ということだ。
すると、一つの空間に全ての情報があるわけだから、
私しか持っていない情報はないし、あなたしか持っていない情報もないということになる。
要は「あなたと私」の境目がなくなるということだ。
境目がないということは、一であり、全である、ということである。
神を完璧なる存在と仮定すると、
一であり、全である、状態は
全てを補う完璧な存在であるとすることができるかもしれない。
私たちは、この瞬間に神になったと言える。
(厳密に言えば、肉体が物理空間に残されているので、
肉体の老化による生命活動の衰えや停止があるので、完璧ではないかもしれないが、
幸せとは何かの話なので、一旦置いておく)
私たちが追い求める完璧な姿=幸せは、このときにほとんど達成されるのではないか、
そう考えたのだ。
現時点における「幸せ」の作り方
ここで、今の世界に話を戻そう。
私たちは幸せになりたいと言う。
そして自由でありたいと言う。
では、その状態とは、実際はどういう状態のことを指しているのだろうか。
この時私は、2つの軸を持つことにしている。
物理空間と
情報空間だ
物理空間における自由とは
- 人
- お金
- 時間
- 場所
これらしがらみから解放された状態であると考えている。
情報空間による自由とは
自分自身の世界観が確立されている状態のことである。
これら2つの空間において自由になれている状態で、
自らに足りない知識や経験をシェアできる同じレベルの人がいること、
この状態を幸せと呼ぶのだ。
この状態は、先ほど定義した「完璧な状態=神」に
とても近い状態だと言えると思っている。
幸せとは、未来の完成図により近い状態であることに気づいたのだ。
今はシェアの時代だと言われている。
ビジネスにおけるサービスも
- 車をシェアする
- 家をシェアする
- 仕事をシェアする
- 安い情報(どこが一番安いか)をシェアする
そのためのプラットフォームが一気に広がってる。
時流は、「一つになる」方向に向かっているのだ。
幸いなことに、僕は今この状態にとても近い状態にいる。
だから長年考えてきた「幸せ」が何か感覚的に理解できたし
時流に乗るためにこの情報を公開している。
時流に乗らないことは、衰退を意味するからだ。
(大局的に見て人類は進化をしゴールにはたどり着くが、個として見た時には
取り残されるものがでる)
僕は今まで情報を公開する意味がわからなかった。
だから、ソーシャルなどはほとんど活用してこなかった。
上手くいった経験やノウハウを公開するより、
秘密にして自分だけで使ったほうが勝てると思っていたからだ。
しかし時流である以上、ここから逸れては
幸せになれないと思ったのだ。
進化には逆らえない。
だから、僕が上手くいった情報は公開していこうと思えた。
シンギュラリティについては、まだまだ深めたい部分なので、
数学者や物理学者、科学者などともっと話したいと思う。
もっと僕の考える世界(=情報空間)が鮮明になり、臨場感が出てくれば、
もっと多くのことがわかるだろう。
楽しみで仕方ない。
幸せと幸せのなり方について、あなたはどう定義するだろうか?
——————————–
植草貴哉(うえくさ たかや)
カテゴリーpersonal