今日は人と人の“あいだ”にあるものを考え抜くと、魅力ある商品にできるお話をしたいと思います。




人と人の“あいだ”にあるもの

僕が人生で衝撃を受けた考え方の一つに、
自分というのは、人と自分との間に存在する認識によって確立するものだというものがあります。

これは仏教における自我の認識のお話です。

自分とは何だろう?

人は
意識をするにせよ、
無意識的にせよ、
自分とはどんな人間かを、人との間の情報によって認識し続けています。

たとえば、

父親と自分の間にある自分像
母親と自分の間にある自分像
恋人や夫婦としてのあいだにある自分像
友たちと自分のあいだにある自分像
お客さんと自分のあいだにある自分像

これらはすべて違い、
よくよく考えてみると、
全然違う自分がいると思います。

これらはすべて自分なのですが、
傍から見ると全く違った人がそこに存在しているのと一緒です。

僕たちは、
いつもこの人とのあいだにある情報によって
無意識に自己を演じることになります。

目には見えませんが、
このあいだにある情報は関係値を決める
最重要事項です。

そもそも「魅力ある」とは

さて、この話をビジネスに置き換えてみましょう。

僕たちは提供するサービスや商品の前に、
僕たち自身がどのように見られているのかという
お客さんとのあいだにある情報によって
様々なジャッジをされています。

特に、士業や先生業(コンサル・コーチ・カウンセラー)、美容師やネイリストなどの
自分自身を売り込んでいく仕事の場合は、
この関係値というのが全ての判断を決定します。

この人は信頼ができる
提供サービスレベルが一流

そんな風に思ってもらえれば、
その時点ですでに商品は売れているのと同じです。

お願いしてでも、サービスを提供してほしいと思うでしょう。

ということは、
売るコツというのは、
このお客さんと自分とのあいだに、
どのような情報を生みたいのか?

ということを考えることが重要になります。

たとえば、

この発言によって、お客さんはどう思うだろうか?
このセールスによって、お客さんと自分のあいだ柄はどう変化するだろうか?
この商品によって、お客さんと自分のあいだには何が生まれるだろうか?

こんな風にあいだにある感情を考えると
商品づくりや伝え方が大きく変わります。

日本人の場合、
特にいいものを作れば売れるんだ!
と強く思っている節があり、
それはもちろん大事なのですが、
この目に見えない“あいだ”を軽視する(もしくは考えていない)ところがあり、
とてももったいない思いをしている商品がゴマンとあるように感じます。

目に見えないから、
感じ取ったり、最善の配慮をしたり、、、

これができるだけでも、
お客さんとの関係は大きく変わります。

時に情熱を、時に冷静さを、時に気づきを、時に信頼を

この抑揚を
お客さんとの自分のあいだに作りましょう。

きっと、すぐにでも反応は変わるはずです。

それは、僕がさんざん経験してきましたから、
間違いありません。

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PS.
今日は、僕がプロデュースしている商品のプロモーション動画の撮影に行ってきました。
どうしたらお客さんの心を動かせるか考えていた時に、
お客さんと僕のあいだにある感情をどのように作ろうか、
無意識に考えていたのですが、ちょうどこの「目に見えない」というキーワードが出たので、
メッセージにしてみました。

それにしても、写真で見ると撮影場所あやしいな 笑

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