- 学歴が社会に出てから収入に関係あるのか?
- それとも関係ないのか?
これについて、
「自分は学歴がないから稼げないでしょうか?」
という質問が多いので、結論を出しておきたいと思う。
「あなたが関係あると思っているうちは、関係がある。」
どういうことかというと
「あなたが関係ないと思ったときから、関係なくなる。」
ということである。
要は、どのように認識するかによって
結論が変わるということだ。
はっきり言って、
学歴がなくても普通では考えられないくらい稼ぐことはできる。
それは僕が見ている現実が教えてくれる。
しかし、こうは言っても、この学歴と収入の関係は
今に始まったことではないのに、
なぜ抜け出すことができない人が多いのか?
今回は学歴と収入について考えてみる。
目次
日本という国が学歴コンプレックス?
さて、
そもそも日本という国自体が
学歴コンプレックスなのではないかと
僕は感じている。
学歴がある=成功・えらい
こう考える人は多いようだ。
ネットの世界でも
学歴の話は大好物なようで、
2chなどちょっと調べれば
学歴のヒエラルキーがきっちり出来上がっている。
(五流大学!Fラン!などといった言葉がよく出てくる)
また学歴と収入の話は
”ウケるネタ”として、毎年経済雑誌などに
特集と組まれる。
調べたら見つかったので
確認してみよう。
引用:プレジデント
【調査概要】対象者:2013年10月~2014年9月末に、DODA転職支援サービスに登録したホワイトカラー系職種の男女/雇用形態:正社員/総サンプル数:約16万件/平均年齢:33.04歳/※大学院大学は含みません。1千円未満は四捨五入。
確かに高学歴な大学がならび、
その大学を卒業している方が給料が良いことがわかる。
しかし、
よくよく考えれば、当然だ。
単なる確率の問題である。
例えばわかりやすく「東京大学卒業」としてみよう。
そもそも東京大学に入れったという時点の確率で
親が稼いでいる人であることが多い。
2012年のデータになるが、
東大生の親の世帯年収は、
60%が950万円以上である。
引用:東大生の親の年収データ
ということは、
親自身が、
どうしたら稼げるか?ということを理解している可能性が高い。
要は、
親が社会の仕組みについて理解をしているということである。
こういう家庭で育っているだけで、
潜在的に、どんな職業か儲かるのかについて
子供に教育をしているということだ。
ちなみに、平均年収の高い職業に”商社”があげられる。
しかし、僕は就職活動のとき、
”商社”という職業が何をしているのか知らなかったくらいだ。
というか商社を知らなかった。←偉そうにいうことではない(笑
さらに、
給与基準の高い
商社や証券会社に努めたいと考えたときに、
確率的に高学歴の方が努められる可能性が高い。
ということは、
高学歴の方が収入が高いなんてことは、
考えるまでもなく当然だ。
しかし、ここで思考を止めてしまっているようでは
あなたは一生この学歴コンプレックスから抜け出すことはできない。
もう少し話を進めていこう。
給料(収入)が良い優良企業の採用では学歴を重視するのは当たり前
学歴が高い人が稼げるわけではないという話の前に
給料が良い優良企業の採用では
学歴を重視するのは当たり前という話をしておこう。
僕は以前、
上場企業の人事として新卒採用を担当していたことがある。
マイナビランキングで業種別で1位を獲得できるような企業だ。
その経験からお話すると、
学歴を見て採用をするのは当然だと言える。
なぜならば、
高学歴でふるいに掛けた方が、
5つのメリットがあるからだ。
- 採用経費が落ちる
- 確率として優秀である可能性が高い
- 採用担当者の評価基準にしやすい
- ダメな人を採用しても社内で言い訳ができる
- 次の年以降の採用に役立つ
順にお話していこう。
1、採用経費が落ちる
これは、人気企業であれば重要な問題となる。
例えば、人気企業ともなれば、応募だけで数万という応募がある。
これら全てに目を通していたら、
採用担当者が何人いても足りない。
もちろん、採用担当者を増やせば、
企業としては人件費がかさむのだから
これは避けたい。
学歴によってふるいに掛けて行くのは当然である。
2、確率として優秀である可能性が高い
これも企業にとっては当然の選択である。
一流の学校を卒業しているということは、
何かを達成するという意味で、
粘り強さがあるというように捉えることができる。
さらに、最初にお話したとおり、
家庭環境も良い可能性が高い。
ということは、社会適合能力も高い可能性も高いということだ。
確率が高いものを選択するのは当然だろう。
3、採用担当者の評価基準にしやすい
この辺になると、採用に携わっていた人にしかわからないかもしれないが、
採用担当者も会社員なので、評価基準というものが定められる。
どれくらい仕事を成し遂げられたか?
というものだ。
この評価基準として、
どの大学を卒業している人を何人採用できたか?
というのはとてもわかりやすい指標になるのだ。
- Aランク大学 ◯人
- Bランク大学 ◯人
- Cランク大学 ◯人
- ・・・
こうして評価されて、パフォーマンスが認められるのである。
4、ダメな人を採用しても社内で言い訳ができる
さらにこの辺りになると、もはや社内都合でしかないのだが、
もし採用した人がダメダメでも
学歴があったので。。。
という理由にすらなっている場合がある。
言い訳に使われるということだ。
5、次の年以降の採用に役立つ
最後に、企業としては翌年以降の採用に大いに役立つのである。
例えば、
昨年弊社にはこんなにも優秀な大学の生徒が入社しました。
- 東京大学 ◯人
- 京都大学 ◯人
- 一橋大学 ◯人
- 東京工業大学 ◯人
- ・・・
- ・・・
こうすることによって、
「弊社は優秀な会社ですよ、だから優秀なあなたが入社するのにふさわしいですよ」
とプロモーションすることができるということだ。
こうして考えると
給料が良い優良企業の採用では
学歴を重視するのは当たり前
である。
では学歴がないと稼げない=収入が低いのか?
ところが、
学歴があった方が稼げるというのは、
サラリーマンの話である。
仮に社長だとしても
オーナー社長ではなく、
雇われ社長だとしたら
超稼いでいる可能性はとても低い。
例えば、収入が年収2000万円とする。
年収2000万円とすると所得税として40%を国に支払う義務がある。
控除額は2,796,000円なので
20,000,000円 × 40% – 2,796,000 = 5,204,000円
5,204,000円が税金として持ってかれるので、
残りは14,796,000円だ。
さらに、前年度の給与と賞与にもとづいて
10%を住民税(市町村民税が6%・都道府県民税が4%)
として支払うことになるので、
14,796,000 – 2,000,000 = 12,796,000円となる。
正直1276万円では、自由な生活とはほど遠い。
稼いでいる人はサラリーマンではない
あなたが、どのくらい稼ぎたいのかはわからないが、
稼いでいる人はサラリーマンではない。
- 会社のオーナー
- 株や不動産投資投資で成功している人
この辺りの人になるだろう。
そう考えると、
学歴がなければつけないような職業ではないので、
別に学歴はいらない。
今の常識から抜け出せた人だけが稼げる人
結論として
- 学歴が収入に関係する!と言っている人や
- どこかで学歴がないから稼げないのでは?と思っている人は
今の常識というものに洗脳されている人たちだ。
あなたがこういう場合は、
一旦テレビや雑誌というメディアから距離をとってみることだ。
そして、今稼いでいる人に会いに行くことだ。
このように行動することによって、
稼いでいる人に必ずしも学歴があるわけではないことに気づくことができる。
そして、学歴と稼ぎがイコールではないことが
当たり前になっていくことだ。
こうした環境作りや付き合っている人作りは
あなたにしかできないので、
学歴とか関係無いと言っていながら稼いでいるグループに
なんとしてでも入ることだ。
学歴はないけど、稼ぎたいという方へ
もしあなたが、学歴関係なく稼ぎたい!とお考えであれば、
こちらから僕が月1300万円稼いだノウハウを公開しているので、
ぜひ見てほしい。
学歴に関係なく稼げることがわかるはずだ。
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