突然だが、5年後の飲み会をイメージしてほしい。
気のおけない仲間との楽しい一時。
そのはずが、なんだか晴れない気持ちでグチを言ってみたり。
「不景気だからさぁ」
・・・
こう言わない確率はどのくらいあるだろうか?
今から準備をしておかなければ、この発言は限りなく高い確率でいうことになってしまう。
というのも、
これからの日本は、かつての日本のように経済が急成長することは考えにくい。
ということは、
「景気がよくてありがたいね!」
なんて発言をしている可能性は
限りなく0に近いということである。
なにも悲観的になっているわけではなく、
今の経済状況や、近未来に起こり得ることを冷静に考えれば描ける未来であり、
それに対処する方法を考えておく必要があるということだ。
目次
副業でオススメなのは、圧倒的に投資(金融)である
そこで重要な考えが
『今あるお金を増やすこと&守ること』
という視点である。
5年後、10年後に日本で裕福に暮らしたいとお考えなら、
マストで学ばなければいけないのが、
『増やすこと&守ること』の知識ということだ。
企業はあなたを守ってくれる存在では無い。
だからこそ、
もしあなたが今サラリーマンで副業が認められているのであれば、
その副業で資産運用について学ぶことが最前であると考えるし、
経営者であれば、なおさらその点への理解を深めておく必要がある。
『増やすこと&守ること』の知識は
具体的には、
投資(資金運用)、税制などだろう。
お金は全部貯金になっていないか?
あなたのお金は
今銀行に全て眠っている状態ということはないだろうか?
これが、何も考えずに行われているのであれば
黄色信号である。
というのも、お分かりの通り、
銀行に預けても、雀の涙ほども金利がつかないからである。
さらには引き出すのにお金がかかっているのであれば、
銀行に預けながらにして、お金を取られているようなものだ。
そもそも、銀行にお金を預けるとうのは
僕たちは国家に対してお金を貸しているということになる。
それにもかかわらず、金利がつかないというのは
説明がつかない。
どういうことかというと、
国は国家運営のために借金をしているわけだが、
日本の場合、その国債(いわゆる借用書)の多くは金融機関が保有している。
その金融機関の原資は、国民の預金や保険なわけだから
上記が説明がつかないという理由がお分かりだろう。
あなただって、お金を借りたら利息を取られているはずだ。
貸す側からしたら、利子である。
その利子がつかないどころか、引き出すのに手数料をとられているのであれば
違和感は感じるだろう。
少し脱線してしまったが、利息がつかないところにお金を預けていても
増えないのだから意味が無い。
投資は怪しいものでは無い。あなたが知識をつければ大丈夫
文句を言っても変わることはないので、
変えられることに焦点を当てれば、投資の知識を身につけ、自分で運用することだ。
投資というといかがわしかったり、
抵抗がある人がいるようであり、
メディアも「投資で騙された」というようなニュースしか報道しないのだが、
そもそも、
「自分はわからないから人に任せる」と言ったことでは
騙してくれと言っているようなものだ。
勉強や情報が足りないから、安易にこういうことになってしまうのである。
だからこそ、投資に関する知識が必要だということだ。
投資といっても種類があるので、
どういったところから始めたらいいのか?ということもあると思う。
そういうこともこれからのコラムで伝えていく。
副業の前に、税金についてもしっかりとした知識をつけることは必須事項
日本では、稼いでもお金持ちになりにくい制度が出来上がってしまっている。
守るということで税金の話をあげたが、
- 会社を作った場合、利益の32ほどは法人税
- 給料の所得税で最大45%+住民税で10%の55%
- 死ぬ時の相続税で50%
さて、この制度の中でどうお金持ちになっていくのか?
庶民な我々がお金持ちになっていくには
こうした問題にも対処する方法を検討する必要がある。
それが、海外投資などへ発展していくわけだ。
海外投資というとハードルを感じてしまうかもしれないが、
そこまで難しく考えずに、
国内投資として、個人で株をやったとしたら、
通常の総合課税だと最大45%のところが、
申告分離課税になるので20%で良かったりするので、
25%の違いが生まれてくる。
25%は果てしなく大きな数字だという感覚を持ってほしい。
例えば、
小売業において25%も利益が違ったら会社は倒産するレベルだし、
年利25%の投資なんて話があったら、まず疑ったほうがいいレベル。
こういう風に、少しづつでも感覚を身につけて欲しいわけである。
副業と考えるより、人生戦略として捉えること
お金を増やすには、複利の考えが超重要だし、
金融知識がなければ、立ち行きいかないのが現実だ。
それは経営者であれ、サラリーマンであれ
知らなかったでは済まされないくらい大きな問題である。
複利の考え方については、別コラムにてお伝えしたいと思う。
いずれにせよ、
知識がなければお金を所有し続けることはできないということだ。
格差はさらに広がるだろう。
その格差が生まれた時に、暴動を起こしても
あなたの生活が即座にラクになる可能性はほぼ0だ。
歴史上、そんなことは起こっていない。
であれば、あなたが取るべき行動は
正しくまっとうな金融知識(それは世界情勢等も含めた全て)を学んでいくことに他ならない。
これらについて
これから、ぼくもできる限り簡単に噛み砕いてお話していくので、
時間をかけてしっかりと学んでいただければ幸いである。
※どの国でもいいので、日本以外の国をたくさん見て欲しい。
きっと感覚が変わって、海外投資など目を向けたほうがいいことがご理解いただけると思う。
もちろん、難しい話だけではなくて、その土地の食を楽しみながら知識を深めていけば楽しめるはずだ。
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