起業なんて、やれることからやったらいい【21歳の時の成功体験:イベントプロデュース業】
– 設立して即400人を集めたイベントの成功ノウハウ –

起業なんて、最初はできることから始めればいいんじゃないかな?と

今になって思います。

もちろん今だったら、

  • 在庫ビジネスはやらない
  • 人材に依存するビジネスは避ける
  • 店舗ビジネスもやらない
  • 利益率を考える

こんな風にいろいろ思うところ
僕にもありますが、
それは今まで僕がやってきたからですね。

でも、その時その時は
本当にやれることをやっただけって感じです。

だから、
もし起業をしようと思っている人がいたら、
難しいこと考えずに、やれることやったらいいんじゃないかなと思います。

目次




学生時代、僕がイベント業を行なった時の話

例えば僕は、学生の頃その身分を活かして
学生イベントサークルを立ち上げ、
学生パーティーの企画&運営というビジネスを行いました。

六本木や西麻布といったエリアで
学生を集めてDJ読んだり、ダンスイベント組んだりして
楽しめる場所を提供していました。

(自己紹介にて、なんの特徴もなかった僕が
どういう流れで大学時代にイベントを行おうと思ったのかを
書いていますので、ぜひチェックしてみてください)

起業して半年、一人で月1300万円超稼いだ植草貴哉の起業物語
2章、大学時代 - はじめて起業しようと思ってから-

最大規模としては400人くらいで、

参加費として
男性3500円
女性2000円

くらいだったので(多分)

50:50の割合だとすると

男性で70万円
女性で40万円

トータルで110万円くらいの売上ですね。

お金にすると大したことないなって感じですが、
僕の時代は400人集められるイベントをやれるところって
ほとんどなかったので、会場からは
「ぜひまたお願いします!」って重宝してもらえる感じでした。

この規模感のイベントを

当時無名で、さらにイベントが盛んな大学でもなく、
なぜ行うことができたのか?

そこには、少し知恵を使いました。

イベントも成功させるにはコツがある

まずは

15-20人くらいのハブとなるパートナーを雇います。
彼らはコミッション制で人を呼べば呼ぶほどキックバックがあります。

そのキックバックは
女性の方に2倍のキックバックをつけました。

もちろん参加費としては
上記の通り男性の方が高いのですが、

学生イベントは「いかに可愛い子をたくさん呼べるかが勝負」でした。

可愛い子をたくさん呼ぶことができれば、
男性はいくらでも呼べるというのがセオリーでした。

なので、キックバックを高くして、僕の利益が減っても
女性をとにかく呼んで欲しかったわけです。

さらに、可愛い子(例えばミスコンのナンバーやタレントの卵など)
には会場に入ってすぐの目立つところにセミVIP席が提供されます。

目立つところに可愛い子がいれば、
あのイベントは可愛い子がたくさんいるという印象づけになります。

そこで、テキーラを振舞って
”盛り上がっている感”を演出できれば十分。

これが、イベントビジネスのセンターピンですね。

さらに、若干女性を多めに集客した記憶があります。

だいたいイベントというのは、
女性の方が多いということはほぼありません。

なので、女性が多いという印象付けができれば、
一気に差別化が図れます。

もちろん、
目立つ人だけが楽しめるイベントっていうのは
一般の方が楽しめないので、それはそれで配慮する必要があります。

目立つ人は演出。
そうでない人の楽しさを追求するというのが
イベントプロデュースの真髄でした。

今振り返ってみると、未熟ながら
ビジネスを成功させるコツやポイントをしっかり押さえられているなって思います。

イベント業っていうのは、
人の欲望の集まりみたいなものだから(色欲・金銭欲・自己顕示欲など)
そこをしっかり満たしながら、
場が暴走しないようにコントロールすることも大切でしたね。

継続、時代、発想で事業は形を変えていく

その後、イベント業はリスクと苦労の割に儲からないから(笑)
辞めようってやめてしまったのですが、

婚活プロデュースとか、そこから派生した婚活アプリビジネスが
出てきたのは、その後の話ですから、

僕が本気になってやり続けて、工夫をしていけば
新しい道は見えたのかなって思ったりもします。

上手くいっているのに、
自分のやりたいものでなくなると容赦なく辞める選択をするのは、
今の僕と全く変わってないなって思うのですが、
そんなところも僕らしいです。

ちょっと余談になりましたが、
こういう経験があるから、今の僕のビジネススタイルがあると言えると思います。

なので、
難しく考えずに、やりたいとおもったことを
やりたいようにやってみることがスタートかなと思います。

もしこれからビジネスをしようと思っている方は、
上記の文章から、成功のポイントをいくつ見つけられるか
ゲーム感覚で発見してみてください。

結構ありますよ。

スクリーンショット 2016-10-14 17.17.44