『8年前に僕が行ったタイとは全く別物になっていた』
少し思い出してほしい。
8年前から比べて、あなたはどのくらい成長しただろうか?
きっと様々な環境の変化があったに違いない。
目次
タイ王国の経済発展
人が成長するのであれば、
国家も間違いなく成長する。
特に新興国ならなおさらだ。
僕は8年前にもタイを訪れているのだが、
別物になりすぎていて、
正直来たことがある感じが一切しなかった。
経済発展に伴う、街の発展はめざましく、
おしゃれなショッピングモールに、
立ち並ぶ高級ブランドショップ
高層ビルに
洗練された飲食店
首都バンコクの中心地で言えば、
本当に日本と遜色ないレベルに近づいてきている。
ここだけ見れば、
新興国という言葉を忘れてしまいそうだ。
現に、
最初の数日は
バンコクのおしゃれエリアをまわっていたので、
海外にきている感覚が全くなくて
ちょっと焦った。(海外にいるのに!!)
駐在員から人気のカフェレストランでは、
2人でランチをして8000円くらいしたし、
夜のスカイラウンジでは一人1杯、2人で5000円くらい。
うっかり、日本の高級エリアと変わらないだろう。
タイのイメージと現実
ちなみに、
タイというとどんなイメージを持っているだろうか?
人口の約95%が上座部仏教という仏教国
屋台とか出ていて、ローカル感があって楽しい など
いろいろあると思う。
ここで、ちょっとだけタイについて見ておく。
—
人口約6700万人
在留日本人数 約4万人(大使館データ)
バンコク人口635.5万人(日本人3万人)
※日本人街のようなものがあり、歩いていても頻繁に日本人に会えるレベル
日系企業進出状況 企業数:1,707社
名目GDP(USドル)ランキング
27位 3950億ドル
(アジアの中では7位)
一人当たりの名目GDP
91位 5,742ドル
(アジアの中では11位)
※上記からわかるように、経済格差は結構ある
—
まぁ、タイ進出用の詳細データではないので、
ざくっとライトに書くが、
日本人が好む国というのは間違いない。
タイの経済成長と現状の問題点
そんなタイ、
経済成長として、
ASEAN主要国(インドネシア、マレーシア、フィリピン)の中では、
成長率として少し鈍化してきているが、
堅実性はあるというのが大方の見方だと思われる。
日本と同じで、自然災害リスク(特に洪水)が高いのと、
2014年に起きたクーデター、
2015年に起きた爆弾テロと
経済と政治の
整合性をとるのに大変な時期だったのかもしれない。
国民の格差が広いので、
不満の解消をしていかなければいけないのだろう。
タイ国内でも経済的成功者が多く生まれている
ただし、これば逆に見れば、経済的成功を顕著に収めている人が
多く出現しているという意味だ。
現に、
ショッピングモールでは
日本では考えられないかもしれないが、
アパレルブランドH&Mの隣で、
超高級車ランボルギーニが売られていたり、
日本でもあまり目にすることのない、
マクラーレンが売られていたりする。
タイは車に多額の税金をかけているので、
価格としては日本価格の2倍くらいだ。
ということは、
写真掲載のランボルギーニは9000万円くらいだし、
マクラーレンも同額くらいということになる。
そんな車がデパートで売れているのだから、驚きだ。
また世界中から高級というもの全てが参入してきており、
たとえば、3つ星超高級レストラン(日本で2人で食事をしたら10万円弱くらい)が入っていたり、
世界的ファッションブランドのラウンジが出来ていたり、
高級ホテルものきなみ出店していたりと、ネタに事欠かない。
タイへの不動産投資
また、
リッツカールトンレジデンスが現在進行形で建設されており、
(タイで一番高いビルになる予定で、314メートルであり、ランドマークになる予定)
194平米、2億5000万円という価格で出ていたりする。
このあたりまで読んでいただけると、
あなたもタイに対するイメージが大きく変わってきていると思われる。
さて、こんなタイだが、これから投資するのは、もう遅く危険なのだろうか?
ここで待ってほしいのだが、
これは一部の紹介である。
というもの、
アソークという日本で言う新宿のような場所から
たった2駅離れただけで、
まだまだ街は新興国そのものの混沌さが残るような場所だからという事実もある。
タイ国鉄はきっちり十字に都市を走っており、
その十字の沿線上のみ発展してきており、
逆にいうと、
それ以外の場所はまったくのザル状態だからだ。
このあたりは、まだまだ発展の余地があるといえる。
考え方によっては
大きなリターンを得ることができる可能性という意味では、
とても面白い国だろう。
また、行っていただくとわかるが、
生活に困るようなことはほとんど起こらない。
現に、日本で定年退職後にタイに移り住むという人も多くいる。
そういう意味でも、
タイの魅力は大きくあるだろう。
興味があれば、一度ご自身の目で確認してみてはいかがだろうか?
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