今日は、
僕も大好きな「コトバ」の魅力と魔力について
お話したいと思います。
目次
本当に自分の言葉で話せている人はどのくらいいる?
世の中に、
本当に自分の言葉で話せている人ってどのくらいいるんだろうな?
こういうことは、
よく考えたりします。
最初に一つ言えることは、
「自分の言葉で話せる人だけが成功しているということ」
??
という方もいると思うので、
僕の経験や、今までたくさんのお客さんを見てきた経験をお伝えします。
成功したいという人で、まだ成功していない人を見ると
大きく2つに分かれると思っています。
- 成功したいと思いつつも何もしない人
- 成功したいと思って勉強や学びをしているけどまだ成功していない人
ここでいう成功は
「自分の向かう方向が決まり、自分らしくそのステップを歩んでいる人」と
定義しておきましょう。
1、の人はまだ言葉の重要性を伝えるまでに至っていないので、
まずは身近なところから学びを初めてもらわないと
スタートラインにも立っていません。
今回の話は特に2、の人たちに当てはまるのですが、
たくさんの学びをしている人や、目の前のことを頑張っている人は、
- 成功するということについて話すことはできる
- けれど、それは誰の言葉?と疑う節がある
こんな感覚です。
人は、社会性の生き物なので、
影響を受けながら生きています。
影響は強い方から弱い方に流れているので、
影響を全く受けないで成長する人はいませんし
(成長とは、レベル低いところからレベルが高くなることなので、
レベルの高い人から学ぶのが普通なわけだから、影響を多く受けており、
影響を受けないのでは。この法則が当てはまらない)
良い影響をたくさん受けながら成長はすべきです。
ただ、その影響の受け方が間違えているのか、
「自分の言葉で話すことができなくなっている」ということです。
しかし、それは本人たちは気づいていません。
あたかも、自分の夢や目標のように話をしますし、
自分の経験のように話をします。
それが、たとえ尊敬する人の情報であったとしても。
言葉を奪われた状態では、成功は程遠い
僕からすると、
それは「言葉を奪われている状態」なわけで、
もっというと「思考を奪われている状態」なわけです。
少し専門的に言えば、
「洗脳」されている状態ですね。
たとえば、
「あなたの夢は何ですか?」と聞かれた時に
「フェラーリに乗って、綺麗な女性と遊ぶことです」とか
「社会貢献をして人の役に立つことです」とか
なんでもいいんですけど、
何も考えずにこの言葉が出てきてしまっている人がとても多いように感じます。
聞いている側からすると、
本当にしたいことだろうか?
自分で考えたことだろうか?という疑問が湧きます。
言葉を奪わてしまった人たちの言動
別に夢の話なら好きにさせたらいいというかもしれませんが、
こういった思考に陥っている人は
「じゃあどうやって成功しようと思っているの?」と尋ねると、
- 今はwebマーケティングの時代なんで、勉強してアフィリエイトで・・・(うんたらかんたら)
- セールスレターを勉強しているんで、それを覚えて死ぬほど売ります・・・(うんたらかんたら)
- 週末起業で副収入というのが安全だと思うので・・・(うんたらかんたら)
言っていることは完全に間違いではないので、
否定されることはあまりないのかもしれないですが、
たぶんこの人たちは成功しない。
なぜなら、この言葉を吹き込んだのは
それを教えている「講師」だったり、「書籍」だったりして、
その人たちは、それである程度うまく言っているのですが、
それをまんま暗記したようなことを言っても、
成功はできないわけです。
例えば、文章で言えば、
こういう人たちが書いた文章は一発でわかります。
なぜなら、「定型文」しか使えていなかったり、
パターンがワンパターンで読んでいて深みがないからです。
こういう風にすると売れますよという
「ワンパターンのフレーズ」を適当に使っているだけなので、
すぐにお客さんに飽きられます。
でも本人はそのテキストレターの書き方をマスターしたと
思い込んでいる。
発言もそれなりに根拠がありそうなことを言っている
(まぁうまく言っている人が言っていることを、
そのまま言っているので当然です。)
でも成功しない。
なぜだかわかりますよね?
自分の頭で本質を考えなければ、自分の言葉にならない
それは、その本質、
たとえば、この例で言えば、
- なぜこの文章で物が売れるのか?
- この言葉をこのタイミングでかけると、お客さんの心がどう動くのか?
- その流れに違和感はないか?
こういうことを自分の頭で考えていないから、
心理を少しずつ外していくわけです。
結果として、
全然伝わらない文章になっている。
こうした答えを自分で導き出せないから
全ての言葉が自分の言葉でなくなっていくというわけです。
自分の言葉で話せること=成功に近づく
最初の話に戻りましょう。
「自分の言葉で話せる人だけが成功しているということ」
これの意味はもうお分りいただけたかと思います。
それは、自分で本質を考え、理解していこうとしているからこそできる
かなり高度なことなので、それができるということは成功に近いということですね。
日本で『自分の言葉=自分』が失われていく原因
感覚で言えば
ほんと90%以上の人は誰かの言葉をそのまま話しているだけです。
それを求めている風潮もあるので、仕方ない部分はあります。
例えば、サラリーマンは
会社としてTOPから末端まで同じことを言えないと
組織として成り立ちません。
日本の会社は
「個人の意見なんていらない」
わけですよね。
- 一枚岩
- 一連托生
よく言われていますが、
会社組織の決定に、全員が命運を共にする。
そのためには、末端も
会社の意見に疑問など持ってはいけないわけですね。
- 社員教育という名の洗脳
- この会社の社員としてのルールという暗黙の強制力
- ブラック企業の思考
- 社内のいじめや意見妨害さえ許される風土作り
(ちなみに僕が前々から会社は宗教だと言うには
こうした背景があるからです。)
全てがこうだとは言いませんが、
本質の追求は必要なく、流された方がラクなんですね。
だから、成功する人が生まれない。
ちょっと極端な部分もあるかもしれませんが、
それでも言葉を奪われてしまう環境があるのは否めません。
自分の言葉を取り戻す努力を始めることがスタート
だからこそ、
成功するために
「今日からでも、自分の言葉を取り戻す努力をしなければならない」
強くそう感じるわけです。
自分らしい成功とは、
自分の言葉を取り戻すところから始まると言っても過言ではないということです。
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