大衆
ただ欲求のみを持っており、自分には権利だけがあると考え、義務を負っているとは考えもしない人

哲学者:ホセ・オルテガ・イ・ガセット

あまりにも的確で、
あまりにも鋭い定義に、
僕は感激すら覚えた。

人の粗を探し、
会社の文句を言い、
国に不満を言い、
そのくせ自分では何一つ改善の行動をしない人間。

昼はなんとなく働き
夜はテレビやネットで時間をつぶす。

適当にアルコールを摂取し、
休日はダラダラとするか、ギャンブルなどに興じる。

情報ツールはテレビや週刊誌、スマホ。

エロネタ、不倫ネタ、芸能ネタ、トラブルネタ
こういったものに反応し、

目標があったとしても、
最大の努力をすることなく、

にもかかわらず
お金が足りない、自分は報われていないと思っている。

これは抽象化した一つの
架空の人物であるが、あなたのまわりにもいるのではないだろうか?

それもそのはず。

大衆とは95%の人を指しているわけだから、
当てはまらない方がおかしい。

ここまでひどくはなかったとしても、

会社から言われた目標を自分の目標と思ってしまっていたり、
自分のお金を投資して学んでいなかったり、
何かの傘下に入っていたり。

これらも全て“大衆”である。

まさか

ビル・ゲイツ氏(マイクロソフト)が
ウォーレンバフェット氏(投資家)が
アマンシオ・オルテガ氏(ZARA創業者)が

なんとなく働き、
情報収集をテレビでして、
努力もなく生きていると思う人はいない。

自分の理念や信念を持ち、
自分の事業を持ち、
投資を積極的に行い、
ビジョンの実現に全精力を傾けている人が
大衆とはかけ離れていく。

彼らは、
同じ人間に見えて、
彼らから見えている世界は、
僕たちが見ている世界とは全く違う世界が見えているに違いない。

自分の事業を持っていないのであれば、大衆である。
将来キャピタルゲインを狙えるほどの不動産を持っていなければ、大衆である。
投資を行っていなければ、大衆である。
資産形成方法と、資産の守り方を知らなければ、大衆である。

他の99%の人と違うことをするから成功がある。

であれば、
あなたは大衆から外れるという選択を取ることはマストなはずだ。

大衆と同じことを考えていないだろうか?
大衆と同じ場所で働いていないだろうか?
大衆と同じ行動をしていないだろうか?
大衆と同じ情報を摂取していないだろうか?

この場合、100%あなたが成功することはありえない。

今すぐ大衆と別の行動をとろう。
今すぐ大衆と決別しよう。
大衆が興味を持つものに、興味を持たないようにしよう。

世の中は、大衆のための情報で溢れている。

テレビも雑誌もラジオもwebメディアもゲームも広告も街も
ぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶ

利益の追求のために作られた情報全て
大衆のための情報であると認識しよう。

すると、僕が常に伝え続けてきた
『情報を遮断する』ことの本当の意味がわかるはずだ。

これは決意の話ではない。

これは、世の中の現実の話である。