自由を最大限に謳歌する。世界中を旅して生きる、究極の最終形態。

パーマネントトラベラーという生き方を知っていますか

日本語に訳すと「永遠の旅行者」と訳されます。

またの名を『パーペチュアル・トラベラー(perpetual traveler)』と言います。

目次




ノマドとは違う『パーマネントトラベラー(PT)』

日本でも、ノマドとか旅して自由に生きるとか、自由を満喫する生き方がクローズアップされるようになって数年経ちますが、ほとんどは、表面的な「自由の」お話で終わってしまっています。

今日は自由を最大限謳歌する生き方の、本気レベルのお話なので、あえて失礼承知で強い口調で言うと、

日本でクローズアップされている自由な海外生活、いわゆるノマドとか言われているものは

  • 「お遊び」もしくは
  • 「セールス用のプロモーション特化型「自由生活」”商品”」

としましょう。

本物の「究極の自由生活最終形態:パーマネントトラベラー」とノマドは
そのくらいの違いがあります。

私が定義するパーマネントトラベラーは、「資産形成も海外生活の主たる目的として」頭に入れています。

なぜノマドとは全く違うものなのかも説明しながら、

世界を自由に闊歩する、パーマネントトラベラーという生き方のご招待を
みなさんにしたいと思います。

初めて明かす「僕がドバイに移住した本当の理由」にもなっていますので、
とても楽しんでいただけると思います。

パーマネントトラベラー
各国で非居住者とみなされる滞在期間の間だけ滞在し、税金を国家へ合法的に払わない、もしくは納税する税金を最小にするライフスタイルのことである。   -wikipedia-

僕が資産形成を頭に入れているとお伝えした理由は「税金を国家へ合法的に払わない」というところに起因しています。

例えば、すごく簡単な例でいうと、日本で年収を4000万円とったとします。

すると、累進課税によって、50%の所得税と住民税によって、手元には2000万円しか残りません。(実効税率が分かりやすいように話を単純化しています)

2000万円は税金として日本国へ納めるというものです。

2000万円もあるんだからいいじゃないか。と思う人もいると思います。

そうです、このくらいになってくると、普通の給与生活をしていた人は、数字の麻痺を起こし始めます。

しかし、1年まるまる働いたお金が税金となると考えて見ましょう。

税金が0であれば、1年で4000万円が手元に残ります。

日本では、同じ4000万円を手元に残すために8000万円を稼ぐ必要があり
年4000万円の給料とすると、2年かかることになります。

同等の給与であれば、365日分の所得が税金ということです。

こう考えると、少しリアリティを感じてくると思います。

もちろん税金は、国の発展やサポートに費やされるもので、日本という国を支えるものですので、素晴らしいものです。

なので、この考え方は、個人としてどう考えるか、というところに強く寄るところがあるので、税金を納めて国を支えていきたいという方は素晴らしいと思いますし、それで良いのだと思います。

しかし、生活保護受給者問題などあるように、一部は働けるのにもかかわらず、働きもしないのに、収入を得ているなど非常に残念な問題もあります。

政治資金問題や、不自然な投資などの問題もよくニュースになっていますね。

パーマネントトラベラーという生き方の中には、社会貢献や寄付といったことは、個人で選択して行うということを視野に入れるので、自らの判断で行うという考え方があります。

もちろん社会とは繋がり、社会の発展に貢献するという考えはありますので、この辺り単なる節税と誤解されてしまう方もいるのですが、みなさんにはしっかりご理解いただけると幸いです。

パーマネントトラベラーが究極の自由と言える理由

さて、話を戻しまして、僕がどのようにパーマネントトラベラーという生き方を知ったかというと

橘玲さんという著者が書いている出版物を日本にいた時に、読み漁っていたからになります。

当時の僕は、金融知識も何も無く、世界というものもほとんど知りませんでした。

  • 国の成り立ち
  • 税金とは(法人税、所得税、住民税、、贈与税、相続税等)
  • 資本主義とは
  • 会社とは
  • 政治とは
  • 外交とは
  • 資源とは
  • 人間と歴史  などなど

当時すでに会社を経営していたにも関わらず、あまりにも狭い視点で、日本という国でどう稼ぐかしか考えていなかった僕にはとても大きな衝撃でした。

パーマネントトラベラーという生き方の選択は、

  • 上記のような世界の成り立ちを深く理解し
  • それを自らの手中に納め世界中の法令を遵守をしながら、自らの人生を自らで作り上げる

「本物の自由を手に入れる=創造する」生き方であると気づいたのです。

お気づきの方もいると思いますが、本物の自由を手に入れるためには「義務を全うせよ」とイコールであることに気がつくと思います。

世界のルールの中で世界のルールに従え、でなければお前の居場所はない
しかし、ルールを遵守するのであれば、そこには究極の自由を与えよう

とでも言われているかのようです。

究極の自由は、深く、膨大な知識の上に成り立っているものであると言えるわけです。

義務と自由は、どこまで行ってもつきまとう宇宙のルールであることに気付かされます。

少し難しいように伝えてしまいましたが、日本では、「節税」「タックスヘイブン」というだけで、反射的に自分の頭で考えることなく=けしからん!

となってしまう人が多くいるので、まずしっかりとした前提をお伝えしました。

難しそうですが、その分、享受できるメリットは莫大なものになるので、ここからメリット部分を見て行きましょう。

パーマネントトラベラーになるための基礎と方法

パーマネントトラベラーには以下の「5+1フラッグ理論」というものがあります。

パーマネントトラベラーは『目的に応じて、国を使い分けることがほとんど』であり、パーマネントトラベラーについて日本で多くの著書を持つ木村昭二氏は以下のように分けました。

  1. 国籍(市民権)のある国
  2. 住所のある国
  3. ビジネスを行う国
  4. 資産運用を行う国
  5. 余暇を過ごす国
  6. 寄付を行う国

たとえば、僕であれば以下のようになるでしょう。

  1. 国籍(市民権)のある国 : 日本
  2. 住所のある国 : ドバイ
  3. ビジネスを行う国 : 世界各国どこでも(webオンラインビジネス&投資)
  4. 資産運用を行う国 : 世界各国
  5. 余暇を過ごす国 : 世界各国
  6. 寄付を行う国 : 世界各国

ここに、現代ならではのマジックがいくつかあります。

1つは技術の進化のマジック
2つ目は居住国のマジック です

パーマネントトラベラーとして生きるための収益の考え方と確保方法

まず1つ目のマジックについて見ていきましょう。

パーマネントトラベラーが提唱された数十年前は、ネットもここまで発展していなかったため、こうした生活をするには、

  • もともとの資産家がその資産で生活拠点を移す
  • グローバル金融商品の運用で成功する 

などの限られた方法しかありませんでした。

しかし、webが発展した現代では、これプラスでwebビジネスの展開ということも可能です。

さらに、金融商品もwebから売買をできるようになったので、より簡単に素人でも金融市場にアクセスができるようになりました。

さらには、世界中の情報が手に入りやすくなっていることで、よりフラットで魅力的な商品を手に入れやすくもなっています。

たとえば、日本の銀行(メガバンク)の預金金利は1000万円預けていても年0.001%

なんと、1000万円預けて、年間の金利は1000円です。

引き出し手数料なんかを入れたら、これでは赤字ですね。

別の機会にお話しますが、銀行業は資金を多く集めて(私たちの貯金)それを貸し出して(融資)投資の差益で利益を得る商売です。

ということは、お金を私たちが預けるということは、それに見合う金利を得るのが通常の思考ですが、日本ではそういった思考はありません。

これでは、資産運用という発想が生まれなくなってしまうのも当然でしょう。

自立した自由を手に入れるには、こうした企業が行なっている資産運用を自分で行うということが必須になります。

資産運用ができるから、自由を手に入れることができると言いかえることができるのですが、これを自分で世界各国から自分のビジョンに適した運用をすることが可能になってきます。

パーマネントトラベラーとして生きるための場所の考え方と選択方法

2つ目のマジックは僕が住んでいるドバイという国です。

ドバイはタックスヘイブンとして世界中から注目を集めています。

タックスヘイブンとは、一定の課税が著しく軽減、ないしは完全に免除される国や地域のことであり、租税回避地(そぜいかいひち)とも言われています。

概ね、日本から見た場合に定められる基準税率(20%)よりも安い法人税法の国となっています。

ちなみに、日本では、シンガポールがタックスヘイブンとして有名だと思いますが、

  • 法人税率:17%
  • 個人所得税:最高税率20%(2017賦課年度からは22%)

という税率です。

ドバイは、これが法人税も個人所得税も0%であり、最大の税制待遇を受けることができます。

通常、パーマネントトラベラーはシンガポール税でも高いと考えているので、居住エリアやそこに滞在する日数を考慮して、

その国の法律に抵触しないようにうまくコントロールしながら税制の優遇を受けることをしてきました。

しかし、ドバイに法人設立、定住をすることによって、この前提条件をくつがえすことが可能になったわけです。

10年前であれば、ドバイも住むに耐えない都市レベルでした。

しかも、世界基準で資産運用をしようと思っている人たちな訳ですから、富裕国での生活水準を味わっている人が多いわけです。

発展途上国でずっと生活をすることは、富裕国ならではの生活を享受する天秤とかければ、魅力的ではありません。

そこにきて、ドバイの近年の発展は、富裕層を誘致する生活基準を充しつつあるわけです。

ドバイの政府はとても優秀で、そのことを完全に理解しています。

なので、ドバイ国際空港は、世界のハブ空港となっており、世界中、どこにでもアクセスできる空路と便数を確保しているわけです。

これで、ドバイに拠点を置きながら、世界中のネットワークを構築することが可能です。

小国、さらにはマーケティングでいえば後発組が既存の既得権益に勝つためにリスクを取った国家ブランディングであり、新たな市場開拓、マーケットポジション戦略であるわけです。

この戦略より、これから成功を手中にいれようとするベンチャースピリッツを持った私たちとは、まさにビジョンを共有し、これからの発展を共に手にしていくパートナーとして最適解であることが伺えます

ドバイ定住により、日数をコントロールしたパーマネントトラベラーとは違う、0タックス戦略を組むことが可能になったわけです。

パーマネントトラベラーという究極の自由と、それを手に入れるメリット

こうしてメリットの話をすると、ドバイは暑いとか、娯楽が少ないとかデメリットを考えてしまう人がいますが、

たった4時間ちょっと飛行機に乗ればリゾート地のモルディブやヨーロッパや地中海の避暑地にいくことができます。

要は、トラベラーとして目的に応じた国にいけばいいわけです。

さらに、ドバイには世界中から富裕層やビジネスマンが訪れているので、
人的グローバルネットワークを形成しやすい環境もあります。

彼らも、ドバイにずっといるというよりは、目的に応じてフライトをしていますので、海外に行きたい時には、その国出身の友達を尋ねればよく、

よりローカルで観光では見れない世界も見せてくれますし、ローカルでビジネス展開をしている仲間の紹介もしてくれたりします。

より豊かな自由生活を送るためには、その土地の情報は必須ですし、なにより知識レベルの高い友人は必須です。

国によっては、コネクションで非常に美味しい思いをできる場所もたくさんあります。

このように、より豊かなパーマネントトラベラーになっていくことで、究極の自由人が成熟しながら完成していくわけです。

究極の自由を手に入れるにはパーマネントトラベラーが最良解

ノマドでも世界各国は旅できますが、より高い目線で世界を見ていかないと、結局は貧乏旅行になってしまいます。

貧しいエリアを見ることで自分の価値観が大きく変わることはとても素晴らしいことですが、

上流世界を見ることでも自分の価値観を大きく変えることができます。

世間がなんと言おうと、世界は上流層が動かしています。そういった思考は本や通常世界では知ることができません。

上流層は、知識や実績のない人とは会ってくれませんから、自分もそれなりのものが求められます。

究極のパーマネントトラベラーは、上流世界も貧しい世界も全てを自分の目で見ることによって、自分がもっとも居心地がよいゾーンを選ぶことができます。

それこそが、究極の自由だと考えます。

見れない世界があることは、自由時間があるだけであって、本当の自由にはならないのです。

本当の世界の流れ、動き、仕組みを知って、自分が世界とどのように付き合って行きたいのか決めることができる。

やりたいときに
やりたいことを
やりたい仲間と
やりたいようにやる

そして、望んだ結果も手に入れる

これこそが、究極の自由形態:パーマネントトラベラーのこれからの姿であると僕は考えています。

世界を見るだけじゃない。
世界との関わり方が問われているのだと、実感して止まないのです。